鹿児島が誇る花のひとつ、霧島山の「ミヤマキリシマ」。鮮やかな紅紫色が山肌を染め上げるこの美しいツツジが、今年も見頃の時期を迎えました。登山愛好家はもちろん、気軽に自然を楽しみたい方々にとっても絶好のシーズン到来です。

九州の高山を彩る「ミヤマキリシマ」とは?
ミヤマキリシマは、九州各地の高山に自生するツツジの一種。その可憐な姿は多くの人々に愛され、霧島市の「市の花」、そして鹿児島県の「県花」にも指定されています。例年5月中旬から6月上旬にかけて開花し、霧島連山が美しい紅紫色に染まる様子は圧巻の一言。この時期ならではの絶景をひと目見ようと、毎年多くの人々が霧島山を訪れます。

絶景!ミヤマキリシマ鑑賞スポット
霧島山には、ミヤマキリシマを楽しめるスポットが点在しています。
- 高千穂峰(たかちほのみね)周辺: 天孫降臨神話の舞台としても知られる霊峰。その周辺では、雄大な景色と共にミヤマキリシマの群生が楽しめます。
- 韓国岳(からくにだけ)周辺: 霧島山の最高峰。山頂へと続く登山道沿いで、美しいミヤマキリシマに出会えます。
- 大浪池(おおなみのいけ): 火口湖である大浪池の周辺も人気のスポット。池の青とミヤマキリシマの紅紫色のコントラストは見事です。
登山をしなくとも、えびの高原の「つつじヶ丘」や高千穂河原の「鹿ケ原(しかがはら)」など、比較的アクセスしやすい場所でも鑑賞可能です。ただし、見頃の時期や天候によっては大変混雑することが予想されますので、時間に余裕を持ってお出かけください。

入山規制緩和&周遊バスも全線開通!
新燃岳の噴火に伴う入山規制について、嬉しいニュースです。2025年5月27日より、入山規制範囲が半径3kmから半径2kmに縮小されました。これにより、高千穂峰の麓にある「鹿ケ原」や「中岳中腹探勝路」などへの立ち入りが可能になりました。
さらに、この規制緩和に伴い、一部運休していた観光路線バス「霧島連山周遊バス」(丸尾~えびの高原~高千穂河原)も、5月28日の始発便から全区間の運行を再開!霧島山での登山やミヤマキリシマ鑑賞が、ますます便利になりました。ぜひご活用ください。
- 霧島連山周遊バスについて: https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/bus/renzan.html
- 鹿児島空港からバスで日帰り登山も可能!: https://www.city-kirishima.jp/kirikan/bus/bus.html
気になる開花状況は?(2025年5月28日時点)
霧島市によると、直近の開花状況は以下の通りです。
| 場所 | 状況(5月28日時点) | 例年の見頃 |
|---|---|---|
| 高千穂河原(鹿ケ原) | 見頃 | 5月下旬 |
| 御鉢斜面・高千穂峰 | 5分咲き | 5月下旬 |
| 中岳中腹探勝路 | 5分咲き | 5月中旬~下旬 |
| 韓国岳 | 3分咲き | 6月上旬 |
| えびの高原つつじヶ丘 | 5分咲き | 5月下旬~6月上旬 |
開花状況は日々変化します。お出かけ前には、霧島市ホームページで最新情報をチェックするのがおすすめです。
- 最新の開花状況はこちら: https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/shizen/2023miyama.html (※リンク先は2023年のものですが、プレスリリースに記載のURLです。最新情報はこちらでご確認ください)
霧島市ってどんなところ?
鹿児島空港を擁する霧島市は、日本で初めて国立公園に指定された霧島山の雄大な自然に抱かれた場所。その恵みを受けた美味しいグルメや、泉質豊かな温泉郷も魅力です。また、坂本龍馬とお龍夫妻が日本で最初の新婚旅行で訪れた地としても知られ、歴史と自然が調和する県内有数の観光都市です。ミヤマキリシマ鑑賞とあわせて、霧島市の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
この時期だけの特別な景色を、ぜひその目でご覧ください。安全に注意して、霧島山の美しい自然を楽しみましょう!

