鹿児島市の中心繁華街、天文館エリアの利便性がさらに向上します!
アパホテルネットワークを展開するアパホテル株式会社は、フランチャイジーである株式会社SWAN(本社:鹿児島県霧島市)が運営する「アパホテル〈鹿児島天文館〉」において、新たに新築棟(74室)を増築することを発表しました。
2025年4月8日には、建設予定地(鹿児島市千日町13-4)にて起工式が執り行われ、開業は2026年9月を予定しています。
これにより、アパホテル〈鹿児島天文館〉は既存の西棟(80室)、東棟(126室)と合わせて3棟体制となり、総客室数は280室へと拡大します。
地元企業が運営、天文館で着実に拡大
アパホテル〈鹿児島天文館〉を運営するのは、霧島市に本社を置く株式会社SWANです。
同社は2016年5月に西棟(鹿児島市千日町13-23)を開業して以来、順調に実績を伸ばし、2021年9月には東棟(鹿児島市船津町1-25)を増築。
そして今回、3棟目となる新築棟の建設に着手しました。
地元企業が中心市街地の活性化に貢献していることは、地域にとっても喜ばしいニュースです。
新築棟は鉄骨造・地上9階建てで、全74室が設けられます。開業時には3棟一体での運営効率化も目指していくとのことです。
最新仕様「新都市型ホテル」と多様なニーズに応える客室
新築棟の設計はアパグループが担当し、「高品質」「高機能」「環境対応型」をコンセプトとするアパホテルの最新仕様「新都市型ホテル」が導入される計画です。
主な客室設備・仕様(予定):
- 50型以上大型液晶テレビ
- 枕元集中コントローラー(照明、空調、コンセント、USBポート、HDMI端子を集約)
- アパデジタルインフォメーション(館内案内をテレビ画面に表示、多言語対応)
- アパルームシアター(VOD)無料
- BBCワールドニュース無料放映
- 「高濃度ナノイーX」搭載エアコン
- オリジナルベッド「Cloud fit Grand(クラウドフィット グラン)」(ベッド下収納スペース確保)
- オリジナル枕2種「Pride Fit」「Adjust Fit」
- ウルトラファインバブルシャワーヘッド「Bollina Wide Plus」
- 節水タイプの卵型浴槽を採用したオリジナルユニットバス
- ユニバーサルコンセント
- 環境配慮型客室アメニティ
特に注目されるのが、「S-Sコネクトツインルーム」です。これは隣り合うシングルルーム(スタンダードルーム)同士を必要に応じて繋げ、最大4名まで一緒に利用できる客室で、新築棟には6組12室が設けられる予定です。
このコネクティングルームの導入により、従来のビジネス利用客に加え、家族旅行や友人同士のグループ旅行、インバウンド(訪日外国人)観光客、イベント参加者など、より幅広い層の宿泊需要に応えることが可能になります。
天文館という好立地もあり、鹿児島観光の新たな拠点としての役割が一層期待されます。
鹿児島市内で5棟・621室のアパホテルネットワークへ
今回の新築棟が完成すると、鹿児島市内のアパホテルネットワークは以下の5棟、合計621室体制となります。
- アパホテル〈鹿児島中央駅前〉(直営・185室)
- アパホテル〈鹿児島中央駅前西口〉(直営・156室)
- アパホテル〈鹿児島天文館〉 西棟(FC・80室)
- アパホテル〈鹿児島天文館〉 東棟(FC・126室)
- アパホテル〈鹿児島天文館〉 新築棟(FC・74室) ※2026年9月開業予定
まとめ:天文館の魅力向上と地域活性化に期待
アパホテル〈鹿児島天文館〉の新築棟増築は、天文館エリアの宿泊施設の選択肢を広げ、滞在の魅力をさらに高めるものです。
最新設備を備えた快適な客室、そして多様な宿泊スタイルに対応するコネクティングルームは、多くの旅行者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
地元企業による運営の下、地域経済への貢献や観光客誘致の促進にも繋がることが期待されます。2026年9月の開業が今から待たれます。