どうも、僕です◯┐
西郷どんまるごと絵本でお馴染み、鹿児島の出版社燦燦舎さんのブログを見ていたら・・・
「明屋書店 隼人店」が2019年1月31日に閉店する
とのこと。
マジか・・・
隼人の明屋書店つったら、僕の青春そのものです。
漫画、雑誌、CD、参考書・・・
たくさんの情報に触れる場所でした。
今でこそ大きな本屋さんもあって割りかしなんでも揃うのですが、霧島市の山奥に住んでいた僕にとってはまさに「情報の集積地」だったわけです。
僕は中3くらいでインターネットの世界に飛び込んだのですが、インターネットの情報も本屋さんで手に入れる時代でした。
初めて作ったホームページを作るソフトが入った雑誌もここで買ったし、PC Fanというちょっとマニアック(当時の僕としては)なPC関連誌もここで買っていました。この本屋さんがなければKagoshimaniaXは誕生していなかった可能性があります。
そしてここで「THE YELLOW MONKEY」のCDを買ったり、TM NetworkとかXとかレベッカが「STAR BOX」というアルバムシリーズを出していて、イトコがこぞって買い求めていました。そして、僕がGLAYにハマり始めた頃、ここで過去のアルバムを全て揃えました。
そして、大学受験をしているころはここでかなりの参考書を買い求めました。
今でこそあちこち置いているのですが、Z会の参考書はここでしか取扱がなかったのです(確か)。
・速読英単語
・ビジュアル英文解釈
・DUO3.0
・古文単語565サーティーン
などなど・・・名著と言われているけどちょっとマニアックといわれるものから、新発売の注目のやつまで。
僕が大学行けたのはこの本屋さんがあったからと言っても過言ではないでしょう。
参考書マニアと化した僕の心を充分に満たすラインナップでした。
僕が通いつめたあの頃から、もう20年近くたってしまったのですね。
僕も正直もう漫画はKindleで買います。
ちょっとした本はAmazonでポチります。
たまには本屋に行きます、普通の人より頻度は高めだと思いますが、それでもやはり昔ほどは行かなくなりました。
それをあえて今から地元の本屋さんに・・・なんてことは、自分自身もしないし、言いません。
ただ、街の本屋さんの存在意義については燦燦舎さんのブログに書いていて「なるほどな」と思う部分もあるので、ぜひ読んでください。
燦燦舎のブログ 燦燦舎(さんさんしゃ)は鹿児島のあたらしい出版社です。
僕が少年時代に追い求めていた「情報」欲を満たしてくれた大変ありがたい存在でした。
2019年1月31日、同じ日に霧島市牧園のまほろばの里も閉園。
思い出の地がなくなっていくのはとても寂しいものです。
誰に対して言うものかよくわからいですが「お疲れ様でした、ありがとうございました」とお伝えしたいところです。
そいじゃあまた!
写真提供:燦燦舎鮫島さん