ちゃんねこです。
2018年の年末、鹿児島では珍しく雪やみぞれがちらつく寒い日のことでした。
川内駅1階のお土産店、駅市薩摩川内でこんなポスターを発見。
俳優の山田孝之さんプロデュースの映画「デイ アンド ナイト」が、舞台挨拶付き先行上映会が、1月26日の全国公開に先駆けて、薩摩川内市国際交流センターで開催…だと…?
山田孝之 初の全面プロデュースによる完全オリジナル作品!
名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之が裏方へ徹し初の全面プロデュースに挑戦。主演に企画・原案も手がけた阿部進之介、監督に映画・MV・CMと映像表現の幅を広げる若き俊英・藤井道人と、同世代の才能たちが、安藤政信、清原果耶、田中哲司ほか豪華俳優陣を迎え入れ、こころ揺さぶる人間ドラマを完成させました。完全オリジナルである本作が問いかけるテーマは「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で、強く生きることの厳しさをも描き出します。
(映画「DAY AND NIGHT」舞台挨拶付き先行上映会in薩摩川内のポスターより引用)
山田孝之さんといえば、鹿児島が生んだ(薩摩川内市出身)の俳優さん。映画やドラマ、CMにバンド活動など多方面で活躍していますよね。
そしてそして、ポスターの出演者の方々をよーく見ると、劇中では山田さんと同じく薩摩川内市出身の女優・小西真奈美さんも出演しているそう!
チケットも1,000円とお得だし、これは観に行かんなら!(鹿児島弁で「観に行かなければ!」という意味)と思った私は、薩摩川内市運営の休憩所「まちあいサロン」でチケットを購入。
時は来た
そしていざ、1月12日に、薩摩川内市国際交流センターへ。
まちあいサロンでのチケット発売は1月4日から発売でしたが、1月10日時点で完売御礼のおしらせが薩摩川内市の「せんまち通信」Facebookページにて出ていました。
薩摩川内市国際交流センターのコンベンションホールの収容数は、移動席含め400席。多くの人が開演前から首を長くして開場を待ちわびていました。
長蛇の列で駐車場出入口が塞がってしまうおそれがあったことから、写真右側2列のほうが先に並んでいたお客さんで、左側2列の人々のお客さんは折り返して後から来たお客さんという感じで入場前に整理が行われていました。
16時に開場したときも、左右4列同時に入れたわけではなく、右側2列のお客さんから先に通して、それから左側2列に並んでたお客さんが続々と入場していきました。
薩摩川内市国際交流センターは、通常の映画館とは違い、公共の施設なので、このように玄関先に当日のイベントの案内がホワイトボードで記されています。
このホワイトボードの佇まいが、地方巡業で映画やりますよという雰囲気が伝わってきて、いい感じに映画への楽しみをジワらせてました。
席は先着順で、私はこのへんに座ってました。
順番的に後から入場したほうでしたが、全体が見渡せるいい場所が取れました。ラッキー!
映画の感想
私には怖いと感じた映画でした…。
ホラーではないのですが、バイオレンス的な要素もあるので、そういったシーンで目を塞いでるお客さんもいました。DAY AND NIGHTは、PG12などの年齢制限の対象ではなかったので、山田さんの凱旋ということもあってか、小学生くらいの子どもを連れた家族を何組か見かけましたが、大丈夫だったのかなぁ…。
先行上映なのであまり多くは語れないですが、映像のシンクロ(水泳じゃないですよ)は見応えありました。
予告編でも登場する風力発電の風車は、ロケが行われた秋田市の風力発電所のものですが、私には薩摩川内市柳山の風力発電所の風車に見えてしまい、ロケ地は秋田なのに鹿児島の風景となんとなく重なるところを感じました。
主演の阿部進之介さんも、私には映画の初めから終わりまでどうしてか阿部進之介さんなのに山田孝之さんに見えてしまうという現象が起きてました。
そしてお待ちかねの舞台挨拶
上映後の舞台挨拶には、プロデューサーをつとめた山田孝之さん、主演の阿部進之介さん、藤井道人監督が登壇。山田さんの地元薩摩川内市での上映会は、薩摩川内市からのお客さんをはじめ、遠くは福岡や佐賀から来たお客さんもいるなかで、熱い拍手で始まりました。山田さんの「ただいま」の声に「おかえり!」と答えるお客さんたちがとてもあたたかく、20分ほど行われた舞台挨拶は終始和やかな雰囲気でした。
阿部さんが「鹿児島はおいしいものがたくさんあるんだよね?」
と山田さんへ問うと、
「じゃっど(そうだよ)」と答えている場面もあり、山田さんの地元薩摩川内での先行上映への思いを感じました。
劇中で登場する小西真奈美さんは、山田さんのお姉さんの高校時代の先輩で、キャスティングした際にたまたま薩摩川内市出身の人が2人揃ったということや、川内に住んでいた頃は川内市民会館(現在の川内文化ホール)へ映画版のドラゴンボールを観に行っていたエピソードも聞くことができました。
舞台挨拶の最後には写真撮影OKタイムがありました。
舞台向かって左側から、山田孝之さん、阿部進之介さん、藤井道人監督です。
(こちらの写真は、SNSやネット掲載OKとのことでしたので今回掲載しています)
公演終了後のにぎわいのようす。
風邪の流行期ということもありマスク率が高かったです。
山田さんの地元への思い、俳優業への誇りを感じた約2時間半でした。
映画 DAY AND NIGHT
2019年1月26日全国公開
公式ホームページはこちら
※予告編映像が音声付きで流れることがありますので、静かな場所での閲覧の際はご注意ください。
おまけ
駅市薩摩川内で、山田さんへ地元ならではのあるプレゼントを購入して、受付で渡そうと準備していたのですが、残念ながら受付での預かりは叶いませんでした(^_^;)
こちらの商品が何だったのかはまた後日レポしたいと思います。乞うご期待くださいw
ではでは〜!