どうも、僕です◯┐
自分の将来を考えるにあたり「どの学校に行こう」みたいなのを考える時期が必ずくるわけです。
僕も幸いにも大学まで行かせてもらいました。
工業系でも商業系でもよかったわけですが、なんで大学にと思ったのか。
思い出した、僕が「大学」とやらを意識し始めたのは先日フラッと再会したこの本でした。
竹下龍之介くんが書いた「天才えりちゃん金魚を食べた」という本。
当時6歳の小学1年生が書いた本として世間を賑わせたやつです。
この本を手にとった僕も小学1年生でした、たぶん。
ですので、この記事では同い年ということでダチかぶって龍之介くんと呼ばせていただきます。
この本の中で度々登場する「とうだい」という言葉。
僕が東京大学という言葉をしるきっかけになったのはほぼ間違いないと思います。
東大の次は九大という謎知識を植え付けたのもこの作品。たぶん。
東大→九大→地元国立大と序列していくのは九州の地方あるあるではないかと思います。
そして、龍之介くんは都城の出身。
通っていた病院もどうやらまだある病院のようで、鹿児島大学病院から今給黎先生というお医者さんが来ていたとも。
「いまきゅうれい」とルビがふってますが、たぶん「いまきいれ」先生だと思われます。
巻末に、この作品を見出した光瀬龍さん(故人)は龍之介くんに向けてこんな言葉を寄せています。「この子は天才やな」とワクワクしたのでしょう。残念ながら光瀬さんは龍之介くんが高校に上る直前くらいに他界されています。
さて、龍之介くんが小学生からどのような人生を歩んだかと言うと、Wikipediaに乗ってました。
簡単に個人情報が入手できる素晴らしい時代ですね(怖)
長崎の進学校に進学、大学は慶応、からの公認会計士になったそうです。
もしかしたら本の印税とかで進学費用まかなえたのかなぁと思うと、小学生のうちに何かしらでお金を稼いで自分の将来のためにつかうというのは今っぽいなとも思います。
「世の中には、しかも割と身近な地方にすげえやつがいる、そういうやつらはきっとみんな”とうだい”を目指している、オラわくわくすっぞ」
と幼心に思わされた(であろう)一冊でした。僕の人生を変えた一冊といって過言ではないかもです。
龍之介くんはどんな気持ちで平成を過ごして、令和という新しい時代を迎えるのか気になるところです。
ちなみに、この本に再会したのは天文館の「唐芋ワールド」という建物。
めっちゃ鹿児島感のあるお店の名前、唐芋レアケーキ「ラブリー」でお馴染みフェスティバロのお店です。
2階はカフェになっております。
ラブリーの焼き立てが食べられます。
お店で買う冷凍を溶かすやつより芋芋しいです。
これは焼き芋ジュース。めっちゃ芋芋しかったです。
添付のアイスをつけるとさらに美味しくなります。
天才えりちゃんを置いているとはなかなかシブいお店でした。
ちなみにフェスティバロ(商品名はラブリーなのですが、僕の身近ではみんなこう呼んでおります)は鹿児島でも人気のお土産です。
好きな人にはたまらない焼き立てをぜひ食べてみてください。
そいじゃあまた!
天文館フェスティバロ
場所:鹿児島県鹿児島市呉服町1−1