どうも、僕です◯┐
ここ、どこだかわかりますか?
そうです、鹿児島市磯のぢゃんぼ餅屋、平田屋さんであります。
鹿児島県民のソウルフード、ぢゃんぼ餅であります。
焼いた餅に二本の棒が刺さっていて、その上にタレがかかっています。
タレの味はお店ごとに違いがあります。
漢字で両棒餅。お侍さんが脇に挿していた刀をイメージしているそうです。
平田屋さんでは竹を切り出して自作で作っているそうです。
こちらのお店ではは、ひとくちサイズ10本で600円、意外と1人でペロッと行けてしまう感じです。
いつからこの味なのか聞いたところ、
昔は味噌味だったけど、磯海岸でボートの練習をしている学生たちが
「今からは醤油味が流行るんじゃないか」
というアドバイスで甘めの醤油味になり、それ以来守られている味だそう。
当時の若い人のアイデアで今に至る伝統の味が生まれたなら、今また今っぽいのを作ってもいいのでは!
と、twitterでみつけた、平田屋大将の息子さん「じゃんぼ・ひらた」氏にアポイントを取って
「ぢゃんぼ餅クリームチーズ味」か「ジャンボぢゃんぼ餅」を作ってくれないかと切望しておよそ二週間後、「ジャンボぢゃんぼ餅、できました」とDMが来ました。
・・・なんだと早いな・・・
早速、再び磯に向かいました。
#ジャンボぢゃんぼ 餅の串完成。 pic.twitter.com/Vbbl3acJOr
— ぢゃんぼ・ひらた (@hiratakatsuhiko) March 27, 2020
じゃんぼ・ひらた氏「とりあえず串です」
・・・でかいじゃないか・・・
餅もできていました。
でかい・・・右のお皿の下が一般的なぢゃんぼ餅。
左の皿は通常のおよそ10個分、右のお皿の上はなんとおよそ16倍だそう。
でかい。
これがどんな感じになってくるのか楽しみ。
そして、この状態のぢゃんぼ餅が世の中の目にふれるのはきっと史上初であります。
きました。
でかw
でかい餅にタレがたっぷりかかっています。
見た目は確かにぢゃんぼ餅。
これは持ち上がるのか・・・
ギリ・・・!
なんとか持ち上がりました。
もうちょっと冷えたらいい感じになるかも・・・
でも5倍位の大きさがいいんじゃないかなという予感がします。
食べてみます。
ズルズルと。
棒がお箸になってます。
味は紛れもなく平田屋さんのぢゃんぼ餅。
いわゆるデカ盛り的な食べ物に特有のもっさり感はありますが、
「ううむ、やっぱりこれやな」という味わい。
ちょっぴり焦げの風味と甘いタレが相まって、素朴だけど特徴的な味わいになっています。
16倍ぢゃんぼ餅を食べられなそうだったので、パックに入れて持って帰らせていただきました。
20代前半のがーたわ氏(以前一緒にウイニングイレブンで国体出場を目指したチームの仲間)に食べてもらうと・・・
「えー、ちょっと冷えてないですか・・・ウマ!これウマいっす!」
そうです、ぢゃんぼ餅は出来上がりから数時間過ぎたころがウマいという方もいるくらい、冷めても美味しい。
さすが20代、ペロリと食べてしまいました。
最後、「棒にくっついてるやつがウマいっす」と最後まで美味そうに食べていたがーたわ氏。
味は間違いなく、平田屋さんのぢゃんぼ餅でございました。
こちらの「ジャンボぢゃんぼ餅」、メニュー化まであと一歩(サイズの調整的な意味で)かなと思うのですが、
事前に電話して、ジャンボぢゃんぼ餅を食べたい旨伝えれば対応してくれそうな感じでした。
食べたい方はとりあえず電話してみてね!
そいじゃあまた!
【ぢゃんぼ餅 平田屋】
場所:鹿児島県鹿児島市吉野町9673
電話:099-247-3354
ホームページはこちら(https://jyanbomochi.com/)