この記事は、鹿児島の食、資源、文化、伝統、歴史など「地域にあるよいもの」「埋もれているもの」についてクローズアップする
鹿児島よかもん再発見!という鹿児島情報サイト様とともに、地震などで低迷する鹿児島の観光を盛り上げるべく、ご紹介している記事です。
↓の記事と合わせて読んでいただければ幸いです。
ホテルニューニシノ:鹿児島で3件しかないロウリュウを体験 |
どうも、僕です○┓
2016年のゴールデンウィークも終わろうとしているころ、
飲み会続きの疲れ切った体で彷徨(さまよ)っていた。。。
たどり着いたのがこちら。
天文館アーケード最果ての地、「銀座通り」僕の大好きなホルモン店長も所在している。
そんな銀座通りの入り口を煌煌と照らしている「ホテルニューニシノ」
大正時代から約100年続くといわれる宿。
こちらのサウナに足を踏み入れた。
フロントで靴を預ける。対応が心地いい。
まずはロッカーに荷物を預ける。
ここがここでの活動のベースとなる。
まずは探索を始めた。
大浴場。
なぜかサイバーな雰囲気漂うサウナ。
本場フィンランドのサウナを再現したんだとか。
ここで設置されているTVで「中川家」のネタを楽しむ。
そして休憩スペース。
これらは全て禁煙で、喫煙スペースに足を踏み入れると、隣の建物からカラオケの歌声、今日は「純恋歌」が。
一瞬だけ街中にいるという事を思い出した。
温泉は、決して新しくない、むしろ古い施設だが、大変手入れが行き届いていて、清潔感を感じる。
従業員が大切にたいせつに管理しているのだろう。
そして、泉質のチェックにも余念がない。
髭剃り、歯ブラシ、ガウンなど大変充実していた。
風呂上がりの一杯(600円)
脱衣所から直行できるのがありがたい。
キー番号を伝えればいいのでロッカーから鍵を出す必要もない。
そして休憩室へ。
震災の影響もあったのか、3分の1も埋まっていない。
リクライニングができるシートとできないシートがあるので気を付けて欲しい。
ゆっくりと横になりながらテレビを見る至福の時間。
ネットカフェと比べると、仕切りが無くプライバシーが無いのが引っ掛かった。
が、プライバシーという概念が存在しない空間に心地よさを覚えた。
男性専用なので周りを気にする必要は無い、まわりもこちらを気にしていない。
プライバシーはそこにあるものではなく、自分で守るもの。しかしここでは守るべきプライバシーは存在しない。
優しい無関心に包まれた空間だ。
スマホなどの持ち物はこの際ロッカーにしまってしまえばいい。
街中に居ながら全てから解き放たれるのだ。
そうこうしているうちに24時。
消灯の時間を迎えた・・・と思った瞬間、僕は眠りに落ちた・・・
目を覚ますと、空席の多かったリクライニング席は全て天文館で飲み明かしたであろう男性で埋まっていた。
朝食(760円)は4種類からチョイスすることができる。
今回は和食をチョイスした。
これといって特長のないメニューだが、どれも優しいおいしさだった。
強いて言えば「施設の手入れが行き届いていて快適」だけが記憶に残ったが、物理的な何かというよりは「快適に過ごせてすっきりした」という気分になった。
友達に自慢しなくていい、SNSにアップしなくてもいい、ただただ自分一人で楽しむ癒しがここにはあったのだ。
そいじゃあまた!
ホテル ニューニシノ-鹿児島|天然温泉サウナ・天文館の湯|鹿児島市|ホテル【公式】
※許可を取って撮影しています。浴室などの写真を撮影する場合は管理者に必ず許可を取るようにしましょう。