どうも、僕です◯┐
おじさんたちの心と体を癒やす旅「おじ旅」、
いちき串木野市は吹上浜フィールドホテルに行ってきた話第3話です。
コロナになってからなかなか楽しいこともなかったのですが、
こうやって記事を何本も書ける楽しい旅に出れたのは本当に癒やしとなりました。
↓第2話はこちら
マシマロは関係ない。
夕食のBBQを終えたおじたちは、
素敵なプールやキャンプファイアのあるパブリックスペースに向かいました。
おあつらえ向きのプールにソファ。
本当にここは鹿児島なのかと疑いたくなる空間です。
近くに泊まっていた女子旅ご一行と一緒になりました。
それはそれは楽しい時間を過ごしました。
ここで、日中に買って飲まずにいたセブンのスパークリングが大活躍。
「冷蔵庫にスパークリングあるからさ、飲もうよ」
というカッコいいワードを発することができました。
ここから先は、マシュマロを焼きながら各メンバー思い思いのスキルを発揮して楽しい時間を過ごすわけですが、詳しくは秘中の秘。長年培ってきたスキルをぶつけあう時間になりました。
歳を重ねるとこんなことも言えるようになるのかと、30半ばの半端おじさんの僕は感心するばかり。
その様子を眺めながら僕は、奥田民生のかの名曲「マシマロ」の一節、「マシマロは関係ない、本文に関係ない」というフレーズが頭の中をぐるぐるしていました。
そしてだいぶ夜も更けてきたところで、「夜はまだ長い、とりあえず風呂に入ろう」という女子旅を見送り、引き続き酒を飲んだり、同じく風呂に行ったりと解散していったのです。
ちなみに、キャンプファイアの横には囲炉裏的なものがあり、黒じょかで熱された焼酎を堪能することができます。
今回出会った女子旅一派は20代前半でしたが、30代をすぎた姉さんたちと出会ってたらきっとここで囲炉裏を囲んでいたことでしょう。
空を眺めながらの囲炉裏。アダルティな空間でした。
僕らは風呂に行っている間、たけどんはしこたま酒を飲んでいたそう。
いちき串木野のつけ揚げを焼きながら、ひとりチビチビやっていたそうです。
さみしがり屋だけど孤独も愛する、それがおじさんなのであります。
グラスにはきっと、たけどんが今夢見ているものが写り込んでいるはず。
それはたけどん以外の誰にも見ることはできない世界なのです。
夜のトレーラーハウス。
車を乗り付けられるので大変便利。
カップルやグループなど様々な人達が宿泊していました。
多少騒いでも大丈夫な防音具合だったようです。
お洒落バーで過ごす
プールの近くにあるバー。
こちらも大変にムーディーです。
鹿児島県内でトレーラーハウスやテントにバーが併設されているところを僕は知りません(2020年11月現在)。
ほんとイタレリツクセリなのであります。
たけどんが「気分に合わせたカクテルを作ってくれる」と熱弁していたので、「マイク・タイソンのハードパンチに打たれ敗れ、1ヶ月たっても残る切ない痛みを感じるボクサーの心境のカクテル」を注文しようと思ったのですが、このあと仕事をしようと思っていたのでやめにしました。
代わりに頂いたお茶の下堂園さんのお茶が身にしみました。
たけどんは更に焼酎を飲み進め、こんなエモい写真を撮っていました。
たけどんは観光案内をしつつ、観光客に「SNSでいい感じの写真を撮る方法」なぞを教授しているようで「たけどん風情がんなことできるんかい」と思っていたのですが、いつの間にかスキルを身に着けているようです。
チルいキャンプの夜を彩るアイデア
僕はバーを後にし、トレーラーハウスに戻りました。
いつの間にかバーベキューの後片付けも住んでおり、大人の段取り力みたいなものを感じました。
語り合いながら、自分のスマホを眺めながら、思い思いの時間を過ごすのです。
チルアウトするのです。
そして・・・僕の頭に素晴らしいアイデアが生まれました。
「ここでチキンラーメンを食べたらマジでウマいのでは」
早速提案し、じゃんけんで負けた僕はセブンへ走り買ってきました。
すぐおいしい、すごくおいしいやつです。
フォークで食べるのが何故か美味しい。
しこたま食べたのでミニサイズ。
若い時は余裕のフルサイズだったはずですがミニサイズ。
さっちゃんは小さいからバナナを半分しか食べられなかったわけですが、おじさんはキャパが小さいからカップ麺を半分しか食べられなくなったりするのです。
人生の歩みに触れる。先の人生を共に描く時間。
いよいよ寒くなってきたのでトレーラーハウスの中へ。
ベッドには電源やらスピーカーやら常備されていて最高。
僕はちょっと仕事をしました(本当です信じてください)。
テレビを見ていた人たちは、この日の相撲の結果を気にしていました。
それぞれやることも終え、おじさん4人で語り合います。
これまでの人生のこと、これからの人生のこと。
仕事のこと、女のこと。
今度はこんなことしよう、あんなことしよう。
普段よく会う人達は、いろんな人生を歩んできて、
いい思い、悪い思い、嬉しい、悲しい思いをしてここに来ているのです。
年齢は違えどこれだけ心を通わせることができる。
素晴らしい、時間。
「そろそろ寝ますか、っていうか聞いてくださいよ」
みたいなセリフを何度も何度も言いつつ、夜は少しずつ朝へ向かって行くのです。
ひとりがウトウトし始めたところでいよいよ眠りの世界へ。
次回はいよいよ最終話。
おじ旅のクライマックス、おじさんたちは何を思ったか。
ワーケーションもするはずだったけど、仕事は進んだのか!
乞う☆ご期待!
そいじゃあまた!
【吹上浜フィールドホテル】
場所:鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目101
ホームページ:https://ff-h.jp/