どうも、僕です○┐
今回訪れたのは薩摩川内市樋脇町市比野にある割烹入栄さん。
４０年近く続くお店だそうです。
地元の人が愛する名店。
田舎のお店は「コカ・コーラ」や「地元の酒造メーカー」が作ってくれたであろう看板が数多く立ち並び、これを見るだけで大変味わい深いです。
薩摩川内市樋脇町にある「田苑」の看板。
年季の入ったテーブルです。
開業当時の市比野は「大人のテーマパーク」として栄えておったそうで、当時の話も色々聞けました。
外国の方も結構いたりして、たいそう賑わいのある温泉街だったそうです。
そして、まだ当時は割烹料理を知る人が地元にいなかったそうで、指宿や鹿児島市内の名店で修行していた大将は「この料理はこういうやつだ」と説明しながら提供していたそう。
入栄の大将は「市比野の食のパイオニア」だったのかもしれません。
お店オリジナル湯呑。この厚さがいいです。茶が美味い。
こちらのお店では天ぷらやカツ丼、かき揚げ丼などがラインナップされておるのですが、今回は「うな丼」です。
１０００円とリーズナブルです。
早速ふたを開けると、２切れのうなぎとタレの染み込んだご飯が目に入ります。
てりっとしていてとても美味しそう。
お味はというと、僕が食べてきたうな丼の中で一番甘かった。
さすが鹿児島の名店で修行を重ねてきた大将。
鹿児島ナイズな味付けになっていました。
香ばしい焼き加減もいい具合。
ご飯最後の一口までタレを感じることができます。
美味かったです。
お味噌汁とお新香２種もついてきます。
お新香も甘めの味付け。ご飯が進みます。
「おめー漬物食えね−だろ」とお思いになったKagoshimaniaXヘビー読者の方もいらっしゃるかもですが、最近はとりあえず一口だけは食べるようにしています。
「おや、これ美味いかも」と思うことも増えてきました。最初の一歩が重要です。
市比野に用事のある人や通る予定がある人の選択肢にぜひ入れてみてほしい！
そいじゃあまた！
【割烹 入栄】
場所：鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野２９８３−４