どうも、僕です◯┓
最近、カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」（集英社新書）という本を読みました。
大体同じメニューで内装なども似たようなインドカレー屋さん、実はネパールの方が経営しているというお店を「インネパ」と呼ぶそうです。
なぜ日本でインネパなお店が生まれて行ったかという経緯や時代背景、元祖と言われるようなお店を取材してインタビューもしたりと非常に参考になる一冊でした。
ぜひご覧になってみてください。
ということで、ガーリックナンが食べたくなったので鹿児島市草牟田のラリグラスさんへ。
店内にネパールの国旗がかがけられていたのでインネパと思われます。
オープンして２年ごろからやっていますが、たまに覗くとお客さんめっちゃいるタイミングもあったりして繁盛しているようです。
店員さんにそれっぽい方もいらっしゃるのですが、ネパールの方ですかと確認するのも無粋と思いやめておきました。
ウマいカレーがある。それでいいのです。
チキンカレーとキーマエッグカレー。
相変わらずウマい。
無心で食べると脳みそがとろけるようなウマさを体験できます。
なんでこんなにウマいんだろう。
どうもこんな感じのカレーは現地ではあまり食べられることはなく、現代日本の歴史とともに日本人が好むカレーとして進化してきたらしいです。
ガーリックナン。
これも日本で最初に扱うようになったらしい店が判明しているらしいのです。
東京あたりに源流があるようですが、九州の端っこ鹿児島まできたということはやはりウマいからに他ならないでしょう。
ウマいのです。
アルナンというジャガイモらしきものが入ったナン。
これまたカレーに合ってウマいのです。
インネパといっても、鹿児島のこういう本場の方がやっている系のインド料理やさんはスリランカの方だったりバングラデッシュの方だったりするので一口に「インネパ」とくくると失礼があるかもわかりません。
どのお店もコロナ禍の脅威を乗り切り、あの店の人と仲良くしてるという話も聞くし、少なくとも鹿児島にも根を張ってがんばっていらっしゃる方々がおるわけです。
日本という大きな括りだけでなく、各地域それぞれにいろんな事情や歴史があったりしそう。
日本に根ざしてインド系の不思議で美味しいカレーが提供されてきているのです。きっと。
そいじゃあまた！
本場インド・ネパール料理 ラリグラス
場所：鹿児島県鹿児島市草牟田２丁目１１−１ レジデンス川路 1Ｆ