みなさん、こんにちは!カゴシマニアックス編集部です!
ジメジメとした梅雨が明けると、いよいよ鹿児島に本格的な夏がやってきますね。「鹿児島の夏といえば、やっぱりアレがないと始まらない!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
「今年の六月灯はいつどこの神社であるんだろう?」「仕事帰りにふらっと寄れる日程を知りたいな」なんて、スケジュールが気になり始める時期ですよね。
鹿児島県民に「ロッガッドー」の愛称で古くから親しまれている「六月灯」は、7月に入ると毎晩のように県内各地の神社や寺院で開催される、まさに鹿児島の夏の風物詩。今回は、絶対に2026年(令和8年)の主要神社の日程と、知っていると一味違った目線で楽しめる「由来」や「鹿児島五社」の豆知識をたっぷりお届けします!
鹿児島の夏の風物詩「六月灯」の概要と由来
六月灯(ろくがつどう)は、旧暦の6月(現在は主に新暦の7月)に、鹿児島県内の神社や寺院でそれぞれ日を定めて行われる伝統的な夏祭りです。
当日は、氏子のみなさんや地域の子供たちが絵や文字を書いた和紙を木枠に張りつけた「燈ろう」が境内に美しく並び、柔らかな光で夜の社寺を包み込みます。さらに奉納芸能やたくさんの夜店(屋台)が軒を連ね、街全体が賑やかな熱気に包まれるのが特徴です。
このお祭りの始まりにはいくつかの諸説があります。
- 江戸時代初期に、第19代薩摩藩主の島津光久公が新照院上山寺(鹿児島市)にたくさんの灯篭を灯したのをきっかけに、庶民もこれに倣って神社に灯篭を寄進するようになったという説。
- 島津家の初代忠久公、中興の祖である忠良公、三州統一を成し遂げた貴久公の命日(いずれも旧暦6月)に、家臣たちが菩提寺に灯籠を奉納して供養したのが始まりという説。
元々は武士の間で行われていた行事でしたが、時代を経て庶民の間にも浸透し、明治の廃仏毀釈以降は島津家ゆかりの神社をはじめ、地域の人々が「除災退疫・家内安全・五穀豊穣」を祈る大切な夏祭りとして今に受け継がれています。
2026年(令和8年)鹿児島市内・主要神社の六月灯日程
お出かけの計画に絶対役立つ、2026年(令和8年)の主な開催スケジュールをピックアップしました!日にちをしっかりチェックして、夏の夜の思い出を作りにいきましょう。
【照國神社】(鹿児島市照国町)
- 開催日:2026年7月15日(水)・16日(木)鹿児島県内で最も盛大に行われるのが照國神社の六月灯です。御祭神である島津齊彬公の命日(7月16日)に合わせて2日間にわたり開催されます。毎年約10万人もの参拝者が訪れ、境内には幼稚園生や小・中・高校生が描いた約800灯もの燈ろうが並み居ます。神賑行事や打ち上げ花火、ずらりと並ぶ夜店など、見どころ満載です!

【鹿児島県護國神社】(鹿児島市草牟田二丁目)
- 開催日:2026年7月29日(水)・30日(木)7月の終わりを締めくくる、こちらも鹿児島市内で大きなお祭りのひとつです。中高生が多く賑わいます。

【島津氏ゆかりの伝統「鹿児島五社」の日程】
鹿児島市内の旧城下町・上町(かんまち)一帯には、島津氏と特に深い繋がりを持つ5つの神社「鹿児島五社」があり、古くからこれらを巡る「五社参り」の風習があります。2026年の五社それぞれの六月灯日程はこちらです!
- 第一の社:南方神社(清水町) → 7月6日(月)(島津家第5代貞久公が建てた氏神。約20年ぶりに復活した「諏訪市」でも知られます)
- 第二の社:八坂神社(清水町) → 7月1日(水)(「御祗園(オギオン)サー」として親しまれる夏祭りの中心。なお、八坂神社祗園祭の宵祭等は7月3日〜5日にも行われます)鹿児島の六月灯はここから始まります。

- 第三の社:稲荷神社(稲荷町) → 7月3日(金)(初代忠久公の誕生にまつわるキツネの明かりの言い伝えを持つ歴史ある神社です)
- 第四の社:春日神社(春日町) → 7月28日(火)(奈良の春日神社の分社。付近からは縄文時代の春日遺跡が発掘されています)
- 第五の社:若宮神社(池之上町) → 7月9日(木)(第5代貞久公が建立。藩主が家督を相続する際は必ず報告が行われた重要なお社です)
カゴシマニアックス的!六月灯の楽しみ方!
毎日どこかでお祭りが開かれている7月の鹿児島。「今年はどこに行こうかな?」と迷っている方に、編集部おすすめの楽しみ方を提案します!
シーン①:仕事帰りに浴衣で!千石天神神社の六月灯へ
天文館のど真ん中にある「千石天神神社」の六月灯は、7月15日(水)・16日(木)に開催されます。ちょうど照國神社の六月灯と同じ日程なので、天文館でのショッピングや、仕事終わりに同僚・友人と合流して、街中の熱気を感じながらハシゴするのも最高に楽しいですよ!
シーン②:歴史を感じる「上町(かんまち)五社巡り」で夏の思い出作り
今年はカレンダーを片手に、上町エリアに点在する「鹿児島五社」を巡ってみてはいかがでしょうか? 7月1日の八坂神社を皮切りに、3日の稲荷神社、6日の南方神社、9日の若宮神社、そして28日の春日神社と、7月を通して上町の歴史スポットを散策できます。「かんまち」ならではの、下町情緒あふれるアットホームな灯籠の光に癒されてみてください。
【令和8年(2026年)】鹿児島県内 六月灯・夏祭り日程一覧
鹿児島県神社庁より発表されている、令和8年の主な神社の日程一覧です。お近くの神社や気になっていた神社の開催日をぜひチェックしてください。
※日程は変更される場合があります(毎年結構変わっています)ので、当日の詳細につきましては各神社へお問い合わせください。
| 月 | 日 | 曜 | 神社名 | 所在地 |
| 7 | 1 | 水 | 八坂神社 | 鹿児島市清水町祗園之洲 |
| 2 | 木 | 船魂神社 山宮神社 姫宮神社 | 鹿児島市新屋敷町 鹿児島市持木町 鹿児島市野尻町 | |
| 3 | 金 | 八坂神社祗園祭(宵祭) 稲荷神社 稲荷神社・厳島神社 | 鹿児島市 鹿児島市稲荷町 松原神社境内 | |
| 4 | 土 | 八坂神社祗園祭(宵祭) | 鹿児島市 | |
| 5 | 日 | 八坂神社祗園祭 水神社 | 鹿児島市 鹿児島市桜島松浦町 | |
| 6 | 月 | 南方神社 | 鹿児島市清水町 | |
| 9 | 木 | 一之宮神社 若宮神社 伊佐智佐神社 豊玉姫神社 | 鹿児島市郡元二丁目 鹿児島市池之上町 鹿児島市和田町 南九州市知覧町 | |
| 10 | 金 | 三船神社 | 鹿児島市吉野町 | |
| 11 | 土 | 塩釜神社 大国主神社 | 鹿児島市谷山塩屋町 鹿児島市金生町 | |
| 12 | 日 | 八幡神社 大国主神社 | 鹿児島市田上町 鹿児島市金生町 | |
| 13 | 月 | 柏原神社 | 鹿児島市谷山中央二丁目 | |
| 15 | 水 | 照國神社 諏訪神社 千石天神神社 鎮守神社 若宮神社 益救神社 | 鹿児島市照国町 鹿児島市小山田町 鹿児島市東千石町 鹿児島市吉野町 肝属郡南大隅町 熊毛郡屋久島町 | |
| 16 | 木 | 照國神社 多賀神社 千石天神神社 伊勢神社 小鷹神社 | 鹿児島市照国町 鹿児島市清水町多賀山 鹿児島市東千石町 鹿児島市下伊敷町 鹿児島市下田町 | |
| 17 | 金 | 南洲神社 小鷹神社 | 鹿児島市上竜尾町 鹿児島市下田町 | |
| 18 | 土 | 枚聞神社 南洲神社 鶴嶺神社 鹿児島神社 神明神社 黒丸神社 尾地底神社 | 指宿市開聞十町 鹿児島市上竜尾町 鹿児島市吉野町磯 鹿児島市草牟田二丁目 鹿児島市宇宿町脇田 鹿児島市山田町 鹿児島市桜島町赤生原 | |
| 19 | 日 | 建部神社 塩竃神社 吉満神社 白山姫神社 川上天満宮 加紫久利神社 伊勢神社 手貫神社 | 鹿児島市武二丁目 鹿児島市新屋敷町 鹿児島市田上町 鹿児島市吉野町 鹿児島市川上町 出水市下鯖町 姶良市加治木町 垂水市本城 | |
| 20 | 月 | 鹿児島神社 小烏神社 | 垂水市南松原町 姶良市東餅田 | |
| 21 | 火 | 菖蒲神社 | 鹿児島市吉野町 | |
| 22 | 水 | 日枝神社 | 鴨池一丁目・常盤町・原良町・小野町・川上町 | |
| 23 | 木 | 松原神社 塞神神社 | 鹿児島市松原町 鹿児島市谷山中央四丁目 | |
| 24 | 金 | 愛宕枚聞神社 | 鹿児島市桜島町赤水 | |
| 25 | 土 | 荒田八幡宮 照國神社三公銅像 小烏神社 烏帽子嶽神社 菅原神社 切目王子神社 八坂神社 高千穗神社 | 鹿児島市下荒田二丁目 鹿児島市照国町 鹿児島市桜島町小池 鹿児島市平川町 鹿児島市吉野町磯 垂水市柊原 垂水市本町 奄美市名瀬井根町 | |
| 26 | 日 | 諏訪神社 神貫神社 老神神社 高千穗神社 | 鹿児島市西別府町 垂水市新城 垂水市牛根境 奄美市名瀬井根町 | |
| 27 | 月 | 南方神社 | 鹿児島市桜島町武 | |
| 28 | 火 | 鹿兒島神宮 春日神社 伊邇色神社 南方神社 南方神社 熊野神社 | 霧島市隼人町 鹿児島市春日町 鹿児島市下伊敷町 鹿児島市上福元町 枕崎市鹿篭麓町 熊毛郡中種子町 | |
| 29 | 水 | 鹿児島県護國神社 白山比咩神社 嚴島神社 | 鹿児島市草牟田二丁目 鹿児島市中山町 出水市上大川内 | |
| 30 | 木 | 鹿児島県護國神社 月讀神社 | 鹿児島市草牟田二丁目 鹿児島市桜島町袴腰 | |
| 31 | 金 | 新田神社 蒲生八幡神社 | 薩摩川内市宮内町 姶良市蒲生町 | |
| 8 | 5 | 水 | 霧島神宮 | 霧島市霧島田口 |
| 7 | 金 | 白嶺神社 | 大島郡徳之島町 |
一歩境内に足を踏み入れれば、歴史ある社寺の風情と、燈ろうが放つ柔らかな光が私たちを幻想的な世界へと連れて行ってくれる六月灯。
今年もご家族、ご友人、大切な人と一緒に、お近くの神社へ涼みに出かけてみてくださいね。
各神社の詳細や、その他の地域の日程が気になった方は、ぜひ鹿児島県神社庁の公式サイトなどをチェックして、お祭りの計画を立ててみてください!
参照元:鹿児島県内の主な神社の『六月燈・夏祭り』のご案内(令和8年・鹿児島県神社庁)、六月灯 (ろくがつどう・鹿児島県観光サイト)、「鹿児島五社」の六月灯を紹介します!!(鹿児島県公式サイト)ほか

