どうも、僕です◯┓
僕がやっているカゴシマーケティングというサイトで「鹿児島県民のSNS利用実態調査」というアンケートを実施しました。
古くはmixiあたりから最近はBeRealといった新しいものまで色々チェックしたり実際に使ってみたりしているSNS。
新しい情報、友達や知らないどこかの同じ興味がある人とやりとりをする手段としてすっかり根付いたSNSなのですが、鹿児島の人が何を使ってるんだろうかと思い鹿児島県在住の100人にアンケートをとったわけです。
今回はその結果を踏まえて僕の考察なんかもいれてご紹介していこうとおもいます。
鹿児島県民の9割がSNSユーザー!
鹿児島県民のSNS利用率は89%と、実に9割近くの方がSNSを利用していることが判明しました!特に40代以下ではほぼ全員が何らかのSNSを利用しているという結果に。
この情報をAIにテキスト化させると”「薩摩の人は口より手が早か」という言葉がありますが、現代版は「薩摩の人はスマホの指が早か」かもしれませんね(笑)。”なんて言ってきました、しゃらくさいわいw
逆に、ネットのアンケートに回答してSNS使ってないって方が10%いらっしゃるのもなかなか不思議です。「やらなくなった」人もいるかもですね。
鹿児島で最も使われているSNSは?
では、鹿児島県民が最も利用しているSNSは何でしょうか?
LINEやYoutubeがSNSなの?という声もあるかもですが、広い意味でのSNSということでアンケートに盛り込んであります。
1位はLINEで、利用率は驚異の92.8%! 2位はYouTubeで59.0% 3位はInstagramで53.0% 4位はX(旧Twitter)で36.1% 5位はFacebookで24.1% 6位はTikTokで14.5%
という結果になりました。
家族や職場との連絡ツールとして根付いているLINEなので使わざるを得ないということもあるかもです。
最近はお店のポイントカードなんかにも使われるのでそういう用途もあるかもですね。
男女で違う!鹿児島県民のSNS利用傾向
男女別のSNS利用率を見ると、興味深い違いが浮かび上がってきました。
男性に人気のSNS
男性が女性より高い利用率を示したのは:
- X(旧Twitter):男性41.3% 女性31.3%
- Facebook:男性30.4% 女性18.4%
- YouTube:男性63.0% 女性55.8%
特に注目したいのは、X(旧Twitter)の男性人気。
鹿児島ユナイテッドFCのサポーターが「ツイ灰(ついはい)」と自称して活発に情報交換している様子が見られます。
サッカーファンとの関連性も調べてみたいものです。
女性に人気のSNS
一方、女性が男性より高い利用率を示したのは:
- Instagram:女性60.0% 男性45.1%
- TikTok:女性19.6% 男性8.7%
- LINE:女性93.8% 男性91.7%
特にInstagramは女性の6割が利用しており、男性との差が約15ポイントもあります。鹿児島の美しい景色やグルメ、温泉など、映える投稿を楽しむ女性が多いようです。
インフルエンサーになりたいという方も増えてきたなーと思います。
見るだけでなく投稿するSNSとしての人気を博しているようです。
年代別で見る鹿児島のSNS事情
年代別の利用傾向も興味深い結果となりました。
若者のSNS利用
10代・20代では、ほぼ100%がSNSを利用。
特にInstagramとTikTokの利用率が他の年代と比べて高くなっています。
当然と言えば当然の結果かもですが、Instagramは日本に上陸して約10年が経ちました。
それとともに、年々元若者の30代の層も厚くなっている気がします。
SNSもユーザーと共に歳をとっていくのでは?というのが僕の持論です。
中年層のSNS活用法
30代・40代は、全体の65%を占める今回の調査の中心層。この年代では、LINEとYouTubeの利用率が特に高く、実用的な情報収集や家族とのコミュニケーションツールとしてSNSを活用している傾向が見られます。
シニア層もSNSデビュー!
50代以上でも、SNS利用率は予想以上に高い結果に。特にLINEは60代以上でも高い利用率を示しています。
「孫の写真を見るためにLINEを始めた」というシニア層も多く、家族とのつながりを大切にする鹿児島の文化がSNS利用にも表れているようです。
最近はYoutubeを視聴できるテレビや拡張機材も増えているので、動画プラットフォームとしての利用も増えていることもあるかもです。
鹿児島ならではのSNS活用事例
調査結果からは、鹿児島ならではのSNS活用事例も見えてきました。
地域コミュニティの活性化
離島や山間部を多く抱える鹿児島では、SNSを利用してより多くの人に地域の魅力を知ってもらいたいという思いが強いように思います。
数多くのアカウントが作られては運営が止まるという現状もあります。
無理なく楽しくどう続けるかも課題と言えます。
鹿児島グルメの発信
黒豚、さつま揚げ、白熊など、鹿児島の豊かな食文化をInstagramで発信する「フードインフルエンサー」も増加中。
地元の人だからこそ知る隠れた名店の情報が、SNSを通じて広がっています。
一方で、新しくできたお店に一気に人がやってきて一気に引いていくという話もよく聞きます。
好きなお店は何度でも投稿して欲しいなと個人的には思うところです。
観光情報の拡散
桜島の噴火状況などリアルタイムの観光情報がXやInstagramで拡散されることで、観光客の誘致にも一役買っているのではないでしょうか。
このようなジャンルの投稿をして「鹿児島を盛り上げたい」という方もたくさんいらっしゃいます。
投稿者がたくさんいることで、多くの人が鹿児島の情報に触れる機会になっていると思われます。
まとめ
この10年でインフルエンサーの登場など商業的な利用も増えてきた印象があります。
やりたい人もたくさんいて変化が激しすぎる世界なので、鹿児島のグルメや観光で稼ごうみたいなのは極めて難易度が高いと思います。
僕的には鹿児島でやるならこの分野は避けた方がいいかなと思うくらいです。
趣味や楽しみの一環でやるのは楽しくやれればいいですね。
SNSで知り合った人たちと遊ぶなんてのも当たり前になった昨今、一定のリスクもあることも理解して楽しむ人が増えれば嬉しいですね。
そいじゃまあた!
【調査概要】
- 調査対象: 鹿児島県在住の男女100人
- 調査方法: セルフ型アンケートツールfreesyを通したインターネット調査
- 調査期間: 2025年3月3日
- 有効回答数: 100人
参考リンク:【2025年3月】鹿児島県民のSNS利用実態調査