鹿児島市出身で、代々木ゼミナール（代ゼミ）で高い人気を誇る地理講師、宮路秀作（みやじ しゅうさく）氏。彼の著書で、世界累計10万部を超えるベストセラーとなった『経済は地理から学べ！』が、内容を大幅にアップデートし【全面改訂版】として発売されました。
著者・宮路秀作氏について
宮路氏は鹿児島市に生まれ育ち、現在は代々木ゼミナールで「東大地理」をはじめとする主要な地理講座を担当。「代ゼミの地理の顔」とも称される実力派講師です。彼の講義は、現代世界の「なぜ？」を地理的な視点から解き明かし、過去から未来への繋がりを読み解くスタイルで、受講生から高く評価されています。
既刊の『経済は地理から学べ！』は国内外で広く読まれ、地理学の普及に貢献したとして2017年度には日本地理学会賞（社会貢献部門）を受賞。これまでに30冊以上の著書を上梓（海外翻訳・共著含む）し、新聞・雑誌・Webメディアでのコラム執筆や講演活動など、多方面で活躍されています。
『経済は地理から学べ！【全面改訂版】』の特色
今回の【全面改訂版】は、初版の「経済を地理的な視点から読み解く」という革新的なコンセプトはそのままに、内容が大きく刷新されています。
- 最新データに基づいた分析: 掲載されている統計データはすべて最新のものに差し替えられ、より現代に即した分析が可能になっています。
- 激動の時代を反映: ロシアによるウクライナ侵攻、イギリスのEU離脱、新型コロナウイルスのパンデミック、そしてトランプ前大統領の動向など、初版発行からの約8年間に起きた世界の大きな出来事を踏まえ、新たな論点が加筆・解説されています。
「なぜ、トランプ前大統領は“強いアメリカ”を志向するのか」 「なぜ、土地も資源も少ない日本が経済大国となり得たのか」 「なぜ、世界的に電気自動車（EV）へのシフトが加速しているのか」
これらの現代社会における重要な問いに対し、本書は「地理」という視点から、その根源にある要因を探ります。
地理的視点が拓く、経済・国際情勢への深い理解
宮路氏は、「立地・資源・貿易・人口・文化」という5つの地理的な切り口を用いて、経済活動や国際関係の背景にある構造を解説します。本書を読むことで、日々のニュースで報じられる出来事の背景や、各国の行動原理について、より深い理解を得ることができるでしょう。
地理学の入門書として、また、変化の激しい現代世界を読み解くための一冊として、幅広い読者層におすすめできます。
鹿児島出身者の活躍
教育、出版、メディアと多岐にわたる分野で全国的に活躍されている宮路氏の存在は、鹿児島県民としても注目すべき点です。地元出身者の活躍は、私たちにとっても刺激となります。
【書籍情報】
- 書籍名: 経済は地理から学べ！【全面改訂版】
- 著者: 宮路 秀作（みやじ しゅうさく）【鹿児島市出身】
- 定価: 1,870円（税込）
- 発売日: 2025年4月23日
- 発行: ダイヤモンド社
現代社会への理解を深めるため、また、地理学の面白さに触れるため、鹿児島出身の著者による本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
参照元：世界累計10万人が絶賛した地理本がパワーアップして登場！『経済は地理から学べ！【全面改訂版】』（宮路秀作：著）4月23日発売！
