みなさんは「健康経営」って知っていますか?
特に企業の経営者のみなさんに注目されるワードです。
今回は、「健康経営」について学ぶために開催された勉強会をご紹介します。
2020年2月5日、鹿児島市の南国アネックスで鹿児島健康経営企業交流会が開かれました。
「健康経営優良法人」を取得している企業や今後取得を目指す企業20社から27人が参加。
鹿児島における健康経営の現状や健康経営を実践する企業の事例の発表が行われました。
開会の挨拶をする鹿児島健康経営アドバイザー協会の上村ひさみ代表
健康経営とは
従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践し生産性・企業価値向上を目指すことです。
健康経営優良法人とは
「健康経営優良法人認定制度」とは、健康経営に取り組む企業等の「見える化」をさらに進めるため、上場企業に限らず、未上場の企業や、医療法人等の法人を「健康経営優良法人」として認定する制度です。経済産業省が制度設計を行い、日本健康会議が認定しています。
3回目の認定となる「健康経営優良法人2019」では、大規模法人部門(ホワイト500)に816法人、中小規模法人部門に2501法人が認定されています。(令和2年2月1日現在)
鹿児島で健康経営を始めるのをサポートする団体
鹿児島健康経営アドバイザー協会(KKAK)
東京商工会議所認定の「健康アドバイザー」である産業カウンセラー、人材育成コンサルタント、看護師、社会保険労務士などの専門家が
鹿児島の企業の健康経営のサポートを行います。
お問い合わせはこちら:https://k-kenkokeiei.com/
鹿児島の企業でも「健康経営」が注目を集めています
企業の事例発表では、㈱スズキアリーナ大隅、㈱新日本科学の担当者が自社で行われている取り組みを講義しました。
食事改善、禁煙、運動などを通して、従業員の健康意識の向上や実践の事例を発表。
職場の雰囲気がよくなったり、採用増につながったという効果も紹介されました。
研修会のあとは、交流会も行われ、参加企業が講師に相談したり、企業間での交流を深めていました。
健康経営に興味のある企業の皆さんはぜひ、鹿児島健康経営アドバイザー協会に問い合わせてみてください。
取材協力:㈱スポーツリンクアンドシェア
※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です