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天文館秋の風物詩、最後の幻空堂狐の嫁入り2025!

どうも、僕です◯┓

2025年10月26日、鹿児島市の松原神社にたくさんの人が集まっていました。
25、26日に「狐の嫁入り行列」が開催されたのです。
狐のお面でお馴染みになった幻空堂さんのイベント。
天文館おはら祭り直前、ハロウィンシーズンの風物詩となってきた催しであります。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

土曜日25日は天文館アーケードにはたくさんの人が詰めかけたようです。
幻空堂のお二人は「天文館にたくさん人がいたからよかったー」とおっしゃっていたんですが、あなたたちが呼んだのよ・・・とツッコまずにはおられませんでした。
2017年から実施されているこの企画、SNSでバズりちぎって海外まで届いておるのです。
弊サイトを活動開始したころにはすでに知り合い(特に雄狐さんとは)だったので、ここまで人を呼べるイベントになったかと感慨深く思うわけです。
コツコツ鹿児島のイベントに顔を出し、お祭りシーズンには幻空堂さんのお面を被るキッズも増えました。
天文館の、鹿児島のカルチャーを作ってきたと思います。
知らぬ間に幻空堂一味(?)もたくさん増えてました。
みんなに知られるようになり、仲間も増え、本当に素晴らしい活動をされてきています。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

僕は割とマジで50年くらい続いて無形文化財とかになるのではと思ったりしていたのですが、今年で終了だそうです。
あれだけ人呼べるようになればスポンサーとかついたり、もうちょっと大きなお祭りとかもできるんじゃ・・・なんて野暮なことも考えるわけですが、こだわりを持って活動をされてきた幻空堂さんですので、色々お考えあって最後の練り歩きとなったはずです。

そうこうしているうちに日も短くなった19時前、いよいよ練り歩きがスタートです。
シャリンシャリンという鈴の音と、カツンカツンという雄狐さんの下駄の音が松原町に響きます。
くしゃみをするのも憚られる厳かな空気が流れます。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

信号待ちの時の所作もいい感じ。
店主さんや雄狐さんたちが作ってきた世界観が素晴らしいのです。
老若男女足を止めてスマホを向けます。
海外からのお客さんも珍しそうに眺めていました。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

一見めっちゃ変なんですよね、異質なのです。
この光景を天文館の当たり前に育ててきた幻空堂さんの活動には頭が下がります。
最近は若い方で頑張る方も増えてきましたが、やはり2010年代から天文館で頑張ってきた人には個人的にかなり思い入れがあります。
マジでこれで最後なのか・・・

幻空堂 狐の嫁入り 2025

あー、いっちまうな・・・
本当にたくさんの人に見送られて列は進んで行きました。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

最後の狐の嫁入りも無事成功させた幻空堂さん。
今年いっぱいで雄狐さんの離脱が発表されています。
天文館でまた顔を見れるのを楽しみにしております、というか絶対戻ってきて欲しいです。
幻空堂は店主さんが引き続き活動を続けていかれるとのことです。

なんかちょっぴり悲しい気持ちで帰っていると、おはら祭りの花電車が走っていました。
続けていくこと、本当に大変だよなと思いつつ、家路につきました。
天文館の時間はずっと進んでいくのです。

幻空堂 狐の嫁入り 2025

天文館を盛り上げる恒例行事が終わるのは本当に寂しいですね。
ずっと見てきて仲良くしてもらってきたんで、勝手に仲間意識を抱いたりもしているので、まだまだ続けてくれよとは思います。

ひとまず幻空堂さん、お疲れ様でした。
世を偲ぶ仮の姿で、飲みに誘ってくれねーかななんて思ったりもしているのです。

そいじゃあまた!

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この記事を書いた人

指宿生まれ霧島育ちのアラフォー。中学生時代からWebサイト作りに励んでいます。現在、月間最高100万PVの鹿児島地域情報サイトカゴシマニアックスを運営。
10年以上活動していたYahoo!ニュースエキスパート、LINEニュース、SmartNews、マークパンサー公式サイトに記事配信をしたり、南日本放送MBCでパーソナリティもして鹿児島の情報を提供し続けています。
地域のグルメやニュース、チェーン店・コンビニ情報を提供し続けています。
上級ウェブ解析士、上級SNSマネージャー、PRプランナーの資格を持ち、企業・個人のWeb施策・広報PR・マーケティングのサポートもしています。