※この記事は2016年4月24日に書いたものです。被災状況など刻々と変化している状況なのでご注意ください。
どうも、僕です○┓
2016年熊本地震の余波が続いている状況なのですが、
縁あって、熊本県阿蘇郡西原村というところに救援物資を持って行くのに同行させていただきました。
あ、僕も一応ヤカン5つ、提供しました。自分の力のなさにしょんぼりしつつでしたが。
・鹿児島から熊本へのルートは。大丈夫なのか。
今の所、九州自動車道八代インターまでは北上可能です。
そこからは国道3号線。ナビで行くと小川町というところから東にずれることになると思います。
こんな感じになってて、道路が割れている場所もありますが、基本気をつければ大丈夫。
ただ、夜はひび割れとかに気付けないのでマジで危ないと思います。
明るいうちの移動をお勧めします。各地、必要度に応じて応急処置も施されているようですが、十分ではないです。
・ニュースで益城町(ましきまち)が震度7でヤバいつってるけど
大変なことになっています。
なんとか国道は通行できるようになっていますが、全壊家屋も相当あります。
・阿蘇郡西原村の様子
・西原村役場
村役場はこんな感じ。
・西原中学校(避難所)
物資を貯めている体育館はこんな感じ。
物資はかなり充実している印象でした。
野菜なんかも。
・たんぽぽハウス(ここでお話うかがいました。)
地域の交流拠点だそうです。障がいのある方が避難されてきていました。
毎日150人分の食事を準備しているそうです。
「飲み水はあるけど」
支援物資のペットボトル飲料水は相当数あるそうです。
しかし、トイレや洗濯に使う生活用水がない。
川の水がきれいな村だけど、水を運ぶ手段がない。
組み上げ式のポンプと二層式の洗濯機に水を移すポンプ、そして水をためるタンクがほしいそうです。
「場所によって足りないものが違う」
ここでは食べ物は十分あるということでしたが、足りないところもあるそうです。
支援する人はニーズに合わせた物資の提供がいいかもですよ。
「風化させないでほしい」
西原村は水道職員が2人しかいないので対応に追われています。
復旧には年単位で時間がかかる(人が来るんじゃないかなとも思いますが)そうです。
どうか、避難所で不便をしている人がいることを忘れないでほしい。ということでした。
・支援のあり方
最初の地震が発生して1週間。
これから様々な支援が必要になります。
ボランティアとかしたいんだろうけど、どうすればいいのかなーと思っている方にご提案。
「オンデマンドな支援を」
避難している人が必要なタイミングで必要なものを。
オンデマンドな支援をする必要があります。
「推し避難所を作ってみたら?」
熊本県内各地、大分にも避難所があります。
それを全てカバーすることは不可能です。情報を仕入れるだけでも大変な手間です。
とりあえず一つ。フェイスブックとかでも見て、ここを追いかけてみよう的な推し避難所を作って見たらどうでしょう。
僕はせっかくなんで推しは西原村ですかね。
まだ見つかっていない行方不明の方もいらっしゃいます。
避難生活はまだまだまだまだ続きそうです。
お隣の県、熊本にとりあえず興味だけは向けておいてほしいですね。
余裕があれば支援の手を。
そいじゃあまた!