どうも、僕です◯┐
久々に九州新幹線に乗りました。
2時間くらいで福岡に行けるようになって便利ですよね。
行けるようになったといいますが、もう当たり前に走っててスゴいなって思います。
最近は高速バスも安いし、福岡行きやすくなったなぁと思うのですが、実際行ったのは3年ぶりくらいです。
朝だったので、なんか食うかと駅弁屋さんに。
新幹線が通るころまではマクドナルドもあったのになぁ。
朝マックな気分だったので、パンで肉を挟んでる的な意味で同じである黒豚かつサンドを。
鹿児島極黒豚かつサンドです。
マヨネーズが同梱されています。鹿児島人の熱い魂を感じずにはいられません。
マスタードはどっちでもよければ付けない派なのでここはスルーです。
中身はこんな感じ。なかなかテンション上がる風貌をしています。
マヨネーズをかけるとテンションが3割増しくらいになります。
ああ・・・ウマかったな・・・
とiPadで本を読み始めたのですが、2秒後には寝てました。
そして、いつの間にか博多駅に到着してました。
さて、2011年3月12日は九州新幹線全線開業の日です。
あれからもう8年経つのですね。
九州では、あちこちイベントが企画されたり、
あちこちでCMの撮影があり、放送をみんなで楽しみにしていました。
完成したCMも「これはいいね!」と話題になってました。
ところが、前日の3月11日は東北を中心に東日本大震災が発生。
九州各地で企画されていたイベントは全て中止。
テレビCMも全部「ぽぽぽぽーん」になりました。
いわゆるネット民じゃない人を含めてみんながYoutubeを見始めたのも多分この頃じゃないかなって思います。
地震のニュースやら特番とかばかりのテレビ。正直飽きてきたり、もう見たくないって人も実は多かったはず。
昭和天皇が崩御されたとき、レンタルビデオ店が大人気になったように、
「もうちょっと楽しいのみないとやっとれんわ」というリアルな要望が世の中にパラダイムシフトを起こしたのかもしれません。
奇しくも、九州新幹線のあのCMもネットから全国に広まっていた感じもありました。
当時僕は、仕事も暇だったのでずっとテレビを見ていて、東北であちこちの街や空港が津波に飲み込まれていく様を見て、
「コレは大変なことになったぞ」
と驚いたものです。
東京にいた友人たちの安否も気になりアレコレ連絡を取っていたところ、大学の後輩が
「まだニュースになってないですが、福島の原発がヤバいってみんな言ってます。いまのうちに東電の株空売りしたほうが良いですよ」
みたいなことを言ってました。
その数時間後には原発のニュースが流れ始めました。実際にこれで大儲けした人も多いはずです。
こういう事が起こると、人間の弱さとか強さとかあらゆるものが噴出します。
それが「震災後の日本」を形作っていったのでしょう。
この地震を期に仕事・住むところを変えた人もたくさんいます。
「みんなで助け合っていきていかねばならない」と考え方を変えた人もたくさんいます。
この地震がなければ、今生きている人もいるでしょうし、色々な出会いも生まれなかったはず。
いろいろな意味で世の中を変えた出来事でした。
話は戻るのですが、九州新幹線に乗ったのは、福岡であるTV番組の収録にいくためでした。
そこで、上田啓介さんにお会いしました。
そう、かのくりーむしちゅー上田さんのお兄さんであらせられます。
喋り方も動きもそっくりでしたw
上田さんから、最近の熊本地震のときのことを含めた熊本事情を聞くことができました。
「熊本城の姿を見ると、身体の一部を削ぎ落とされたようで涙が出てきた」
「東日本大震災は津波も原発もあったけど、熊本はなかった。それに比べたら我々はまだやれる、泣き言は言えないと頑張ってきた」
震災直後、2回に渡って熊本に足を運んでいろんなことを感じたのですが、改めてあのときのことを思い出しました。
改めて、僕は九州人であり、九州に暮らす一人なんだと実感する1日になりました。
34年も生きてると「あのとき」のことがだいぶ増えてきたなぁと感じながら、福岡でラーメンを食べて鹿児島に帰ったのでした。
そいじゃあまた!