鹿児島が誇るアスリートの新たな挑戦です!
女子ラグビーチーム「東京山九フェニックス」に所属し、鹿児島県薩摩川内市甑島(こしきしま)出身の岸本彩華選手が、自身がプロデュースするスポーツライフブランド「Maresta(マーレスタ)」を発表しました。
現役のラグビー選手がラグビーウェアブランドを発表するのは、なんと史上初のこと。選手とデザイナーという二足のわらじで、女子ラグビー界、そしてアスリート界全体に新しい風を吹き込んでいます。
“海と星”から生まれたブランド「Maresta」
ブランド名「Maresta」は、イタリア語の「Mare(海)」と「Star(星)」を組み合わせた造語。ロゴは日本語の「誉」をモチーフにしており、「自分自身に誉(ほまれ)を贈れるウエアを届けたい」という岸本選手の強い想いが込められています。
ブランドの1stデザインのテーマは「水面」。 光の当たり方で様々な輝きを見せる海の水面のように、「あなたらしく輝いてほしい」というメッセージが込められたデザインは、日常使いもできるおしゃれさが魅力です。
先日、埼玉県熊谷市で開催されたポップアップストアには、対戦相手チームの選手やファンなど、垣根を越えて100名以上が訪れ、大きな注目を集めました。
デザイナーとしての顔も持つ岸本彩華選手
岸本選手は、今回の「Maresta」だけでなく、以前から「Her7(エルセブン)」というブランドでデザイナーとして活躍。自身が所属するチームのジャージデザインを手がけるほか、リーグワンのルリーロ福岡など、すでに30以上のチームと契約し、年間3000万円以上を売り上げる実績を持っています。
デザインから営業、工場とのやり取りまで自身でこなすというから驚きです。
女子アスリートのセカンドキャリアが課題となる中、現役選手としてトップレベルでプレーしながら、デザイナー・実業家としても道を切り開く岸本選手の姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。
甑島から世界へ!岸本選手の経歴
岸本選手は甑島出身。女子7人制ラグビーの強豪「東京山九フェニックス」でプロップとして活躍しています。 その実力は国内にとどまらず、ラグビー大国オーストラリアの強豪チーム・ブランビーズで2シーズンプレーし、女子最高峰リーグ「スーパーW」にも出場した経験を持っています。
故郷・鹿児島の海をルーツに持つであろう「Maresta」の活躍、そして岸本彩華選手の今後の挑戦から目が離せません。
【Maresta(マーレスタ)詳細】