どうも、僕です○┐
鹿児島といえば焼酎・・・焼酎といえば鹿児島!
ということで、焼酎好きの多い鹿児島で皆さんいろいろな楽しみ方を知ってます。
僕もご多分に漏れず僕なりの楽しみ方を知ってるのです。
それは・・・
中の人(酒造メーカーの日と)とお友達になって、作り手の思いを知って飲むこと。
鹿児島の人だからできる極上の楽しみ方と言えます。
今回ご紹介したいのが、白波でおなじみの薩摩酒造さん。
で、僕と仲良くしてくださってるのが営業の森さん。
かれこれもう3、4年位になるかなぁ。
僕が大好きな鹿児島の兄さんの一人です。
熱い熱い男です。時折白波を酌み交わしては鹿児島の未来をアツく語り合ってます。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”moriryo.png” name=”森さん”]やっぱ枕崎に来てもらって、本物を感じてほしいんだよね[/speech_bubble]
ですって。
そして森さんは枕崎出身、白波も枕崎出身。
いつも「酒蔵をぜひ見に来てよ!」と声をかけていただいていたのですが、やっとやっとお邪魔させていただきました。
明治蔵。
100年以上続く歴史のある酒蔵を見学させてもらいました。
館内では焼酎の歴史や実際に作っている様子を見学できます。
今回は、館長の久木野さんも一緒に回ってくださりました。
最初に出迎えてくれたのは超デカイ焼酎瓶。
でけぇぇ
一斗(18000ml)入るんだってw25キロ。
なんと・・・通販で売ってる(税込み66960円!)ので、興味のある方はぜひ。。。
紙人形で昔ながらの製法を説明しています。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] 昔は手作業で大変だったんスすねぇ。今は結構機械化とかでサクッとできちゃうんですよね? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] やっぱり人の手でやらないといけないこともあって、昔ながらの製法でやってたりするんですよ[/speech_bubble]
ほほう・・・マジか・・・
館内には、焼酎の材料さつまいものお話や・・・
歴代の杜氏(親方的な人)さんが紹介されていました。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] 杜氏さんは焼酎づくりのレシピをメモにしていて、それを後を継ぐ後継者にだけ渡してきたらしいよ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] へぇ・・・秘伝の技っすね・・・! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] 昔はこれで酒屋さんに出荷して、量り売りしてたんだよ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] そうなんすね!日の本櫻ってなんですか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] うちはむかーしは日の本櫻って銘柄の焼酎出してたんだよ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] おおお!白波のご先祖様なんすねぇ! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”]これは昔焼酎を運ぶ時に使ってた木箱。僕が入った頃はこれでね。1日に何箱も運んでたんだ。重かったナア・・・[/speech_bubble]
右に見えるのは小学生が書いた書道の作品。優秀賞はその年の新酒のラベルになるんだって!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”]これはさつまいもを作ってくださっている農家さんたち。さつまいもの出来が焼酎の出来を左右するんだ。これは収穫のときの様子で、みなさんすごい笑顔でしょ?毎年本当に苦労して作ってるから、収穫の時の笑顔は最高なんだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] 焼酎ってきれいにパッケージングされて、無色透明だからなんとなく人気を感じないですが、地元の農家さんたちが丹精込めて作ったさつまいもを使っていると思うと泥臭さっていうか、みんなで作ってるんだって感じがしますね! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] 壁がえぐれてるのがわかる?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] ですねー。なんですかこれ? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] これは戦争中、蔵がアメリカ軍の戦闘機から機銃掃射を浴びた跡なんだ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] !!!!こんなに生々しくのこるもんなんですね! [/speech_bubble]
鹿児島でも霧島市の大隅横川駅などで機銃掃射の跡は残っていますがこれだけはっきりと弾丸が残っているのは珍しいそう。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] 枕崎の歴史が詰まってるんですねぇ。 [/speech_bubble]
その後せっかくだからと連れて行ってもらった展望室。
入り口がおしゃれでした。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] ここはね、階段が92段あるんだよ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] ほほう!何か意味あるんですか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] ないんじゃないかな笑[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] そうっすかw [/speech_bubble]
階段を登り、展望室に入ると枕崎のまちなかと海の向こうには屋久島・竹島・硫黄島などの離島を見渡すことができました。
屋久島は年に数回・・・
その年に数回しか見れないのが、なんとこの日でした。
右側に見えるのが硫黄島、左側に見えるのが竹島(三島)、そして竹島のうしろにうーーーっすら見えたのが屋久島でした。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] こんだけ見えると、昔の人も行けるって思っちゃいますよねー [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”moriryo.png” name=”森さん”] 僕らは小学生で行くからねw[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] えええwwwwww[/speech_bubble]
枕崎の子は研修旅行で三島に行くそうです。今もなのかな?
次に見せてもらったのが仕込みを行うところ。
瓶の中には仕込中の焼酎がありました。
天井には換気する窓があり、この作りはとても珍しいそうです。
作った焼酎は度数や量をしっかりチェックして地下のタンクへ
昔はタイル張りだったけども今はステンレスなんだって。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”moriryo.png” name=”森さん”] 地下にも貯蔵庫あるんだけど・・・見る?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] 見ます! [/speech_bubble]
と連れて行ってもらったのが地下の貯蔵庫
秘密基地みたい!
瓶だけでなく樽もありました。
薩摩酒造の樽のお話はそれだけで長い記事になりそうなんで改めてご紹介します。
焼酎を嗜むためのアイテムが展示してありました。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] これ、底がとんがってるんだけど何かわかる?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] なんすか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”久木野さん”] 昔の囲炉裏とかの灰に突っ込んで熱燗を作ったたんだよ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] ひええええ!ワイルド! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”kukinoka.png” name=”森さん”] 昔の人はせっかちだったのかもねぇ笑[/speech_bubble]
鹿児島で焼酎を飲む時に使う黒じょかもたくさん展示していました。
見学コースの最後には売店が。
鹿児島限定の粒露という焼酎。
黒こうじ仕込みの黒ホニャララみたいな焼酎が流行ってますが、先取って作ったんだそう。
あと、昔の焼酎瓶とか・・・
ネットで話題になった白波のCM動画で出てきたグラスも売ってました。
やー、満足満足。
白波すげぇなぁ・・・
見学の後は併設のレストラン、花渡川ビアハウスで食事もできます。
枕崎の食材などを使ったフレンチなどを楽しむことができます。
今回は、枕崎のソウルフード
船人めし
を食べました。
だしをかけていただきます。
っていうか僕の知ってる船人めしじゃねえwwww超おしゃれwww
そしてうまい!
カツオ!刺し身でも楽しめます。
デザートにはさつまいものレアケーキ。
ああああうんめぇぇぇぇ
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”moriryo.png” name=”森さん”] 船人めしつったらやっぱ地元の味だねー[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”bokushi.png” name=”僕”] ええっ、子どもの時からこんなうまいもんくってんすか! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”moriryo.png” name=”森さん”] だよー、枕崎の人は新鮮で美味しい魚食べてるんだよ。[/speech_bubble]
ペッパーくんもいましたが、上手に喋ってもらえませんでした・・・
枕崎の薩摩酒造は地域の人たちと受け継いできた歴史と熱い思いが詰まってました。
コレを知ったら・・・
今日から飲む焼酎がめっちゃうまくなるよ!
「あの人達が作ってんだなぁ」と感じながら飲むのはとても幸せで、楽しいものです。
ながくなったねー!
全部紹介したら4倍位の文章になったからざっくり紹介したよ!
本当は、蒸留の工程とか杜氏の歴史とかめっちゃおもしろいんだぜ!
あとは君の目で枕崎の本物を確かめてほしい!
そいじゃあまた!
取材協力:薩摩酒造
※記事中の写真は特別に許可を頂いて撮影したものもあります。マナーを守って楽しく見学しましょう。
薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」
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[su_tab title=”場所など”]
場所:鹿児島県枕崎市立神本町26
営業時間:9:00~16:00
電話:0993-72-7515
ホームページ:http://www.meijigura.com/
※見学は予約をしていくと良いです。
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[su_tab title=”地図”] [/su_tab]
[su_tab title=”花渡川ビアハウス”] 営業時間:
ランチタイム 11:00~(ラストオーダー14:00)
ディナータイム 17:00~(ラストオーダー20:00)
定休日:12月31日~1月1日
電話:0993-72-4741 [/su_tab]
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