どうも、僕です◯┓
お友達の川村さんから「学生さんたちが面白いことやるからちょっと見るに来て」と誘ってもらい、中洲通り電停そばのGMOペパボ鹿児島オフィスへやってきました。
GMOペパボはこのブログのデータを置いているロリポップサーバーの提供会社でもあります。
鹿児島にオフィスが出てもう数年経ちますが、GMOペパボの看板が鹿児島に出ているのを見ると不思議な気持ちになるのです。
オフィスの中では学生さんたちが熱心にPCに向かったり、仲間と何かしら喋っているよう。
青春の、青春の匂いがするぞ!
エンジニアを目指す学生さんが同じ学校などの仲間や、個人参加した方が5チームで8月10日、11日の2日間でサービスを開発する「お産ハッカソン」というイベントだそう。県外からの参加もあったおすです。
ハッカソンとは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、短期間で集中して開発を行うイベント、ITの世界ではよく行われているものです。
開発の様子を見てもわからんので最後の発表会・表彰式を見せてもらいました。
どうやら徹夜に近い作業をした方もいたようで、会場は異様なテンションにつつまれています。
最初に出てきたチームの皆さんはMBTIを使ったマッチングができるアプリを開発されていました。
MBTIって知ってますか?性格診断の一種なのですが、若い人たちの間でかなり使われているそうです。
僕も最近知ったばかりで、やっぱり使われてるんだなと驚いたところでした。
大手のマッチングアプリもMBTI導入してるところもあるので、個性や満足度が高まればアツいサービスになりそうです。
スマホのセンサーなどを使った射的を開発していたチームもありました。
こんなん作れるの!?
最近の学生さんはすげえな・・・
スマホで遊ぶお祭りとか出てくるのもそう遠い未来ではなさそう・・・もしかしたらもうそれに近いことやってる人もいるかも。
1位から3位までは賞金が出るようで、双六と英単語学習を融合させた「スゴタン」を開発したチームカシオレの皆さんが受賞していました。
なんで2日足らずでそんなの作れるの!おめでとうございます!
総評では
今回のハッカソンは、参加者の半数以上がハッカソン未経験者という中での開催でしたが、2日目の成果発表では多くのチームが実際に動作する作品を作り上げてきたことに驚かされました。
イベント開始時に「ハッカソン手引き」と題して、MVP(Minimum Viable Product / 最小限の機能を持つ製品)の作り方について参加者に説明しました。この講座の目的は、ハッカソンをスタートアップの疑似体験と捉え、参加者が道に迷うことなく、チーム一丸となって明確な目標に向かって進めるようにすることでした。
参加者はこの趣旨をしっかりと理解し、限られた時間の中で各自が持てる力を最大限に発揮し、マラソンさながらに2日間を駆け抜けました。その結果、多くのチームが素晴らしい成果を上げましたが、特に上位3チームの作品は印象的でした。
優勝チームは、双六と英単語学習を融合させたアイデアをMVPとして見事に実現しました。遊び心と教育的価値を両立させつつ、チームの信念を貫いた作品は、見事の一言でした。
2位のチームは、スマートフォンの加速度センサーとサーバーの物理演算を駆使し、夏祭りの射的をデジタルで再現するという革新的なアプローチを取りました。その圧倒的な技術力と、没入感のあるユーザー体験を実現した作品は、高く評価されました。
3位のチームは、「推し活」を絵日記にするという独創的なコンセプトで注目を集めました。作り手の気持ちが伝わるデザインとユーザー体験が審査員全員の心を掴みました。
これらのチームは、限られた時間内でMVPの概念を見事に実践し、高い完成度を達成しました。同時に、それぞれのチームが独自の視点と技術力を活かし、ユニークな価値を生み出したことが印象的でした。
このイベントを通じて、参加者は「0から1を生み出す」という貴重な経験をしました。困難も多く、苦しくもあり楽しくもある体験だったことでしょう。将来、何かを「作りたい」という思いになったときに、今回の経験が役立つことがあれば、これ以上の喜びはありません。
参加者の皆様の今後のご活躍を心より期待しております。
といったことをおっしゃられてました、皆さんお疲れ様でした。
最後は記念撮影&交流会。
2日フル稼働して酒飲めるのはさすが若さ・・・
今回の参加チーム、成績上位チームをご紹介しておきます。
現在公開されていてみなさんが触れるのもあるのでぜひ触ってみてください。
【ハッカソン参加チーム】
・チーム「mars」
・チーム「vaws」
・チーム「カシオレ」
・チーム「炎上開発」
・チーム「単体化合物」
【結果】
・優勝:チーム「カシオレ」
・2位:チーム「炎上開発」
・3位:チーム「mars」
【今アクセスして利用できるもの(※2024年8月20日時点)】
▼チーム「カシオレ」/スゴタン
https://sugoroku-demo3.onrender.com
※ページが開くまで時間がかかります
▼チーム「炎上開発」/VIRTUAL_NATSUMATSURI
https://virtual-natsumatsuri.web.app
▼チーム「mars」/推し活絵日記アプリ QueSera
http://marsquesera.com:8080/QueSera/top.html
そしてなのです、僕が「これは・・・!」と思ったサービスがありました。
チーム「mars」さんが開発した推し活絵日記作成アプリ「QueSera」。
写真と文章で簡単に絵日記画像を作ってカレンダーにまとめたり、SNSに投稿できる絵日記画像が生成できるというやつです。
KagoshimaniaXのインスタアカウントでリール投稿する動画、どうしよっかなと長年悩んでいたのですが、これだな!ときました。
最近は簡単に写真とか動画とか作れるんですが、どれも「ca◯vaで作ったっぽいな」というものもよく見かけるし、オリジナルで作れるほどスキルもないし・・・と思っていたのでいいアイデアをいただきました。
色々やってみたところ、実際に投稿する画像・動画はcan◯aで編集することになるのですが、絵日記ってのがとても良かったです。
こうやって開発に関係のない人がいて「これいいじゃん」ってなるのも面白いですね。
普段パソコンやスマホなどで使っているアプリ、人が作ってんだなぁ(小並感)というのと、最近の若い子達はすげえなぁと感心するばかりのイベントでした。
若い子たちが活躍できれば、日本の未来は明るいなと思ったところでした。
運営の中心を担ったよしこ氏、けんけん氏もお疲れでした。
良き後輩たちがこの世界に入ってくるといいですね。
鹿児島で、若い人たちがこんなことをしてるってのが面白かったです。
この中から世界中の人が使うサービスを作る人が出てくれればまた面白いなー。
そいじゃあまた!