どうも、僕です◯┓
複数筋から「パルコのお好み焼きはスゴいからぜひ行ってみて!」という情報をキャッチしておりました。
そろそろ行かねばなぁ・・・と思いつつもタイミングをのがしていたのですがやっと行くことができました。
鹿児島市宇宿、市電南鹿児島駅と二軒茶屋駅の間にあります。
いわゆる「なんかご」と呼ばれるエリアであったりするようなのですが、
鹿児島市内育ちでないのでイマイチわからないところではあります。
関西風のお好み焼き屋さんです。
僕は大学4年間を広島で過ごしておりましたので、広島風も好きです。
広島焼きという人には「ちょっとそれはダメかもしれない」と一言入れる程度には広島風お好み焼きに思い入れがあります。
そういう事もあってか「広島風が好きなんだよね」と聞かれますが、そういうものではないです。
僕としては別な食べ物と認識しております。
すなわち、
どっちも好き
ということです。
ああ、光が・・・スミマセン。
四角い看板オブジェがいい感じです。
メニューは豚玉小700円など。
複数筋からの情報によると小もそれなりにデカいという話です。
スペシャル(エビ、ブタ、目玉焼き、イカ)かモダン(焼きそば入)か30秒ほど悩みに悩み抜きました。
モダン焼き、モダンにしたいならスパゲッティ(パスタではなく)とか乗せたほうがモダンっぽくない?
と思って調べてみると、どうも「もりだくさん」が語源(※諸説あまりなくこれでほぼ確定らしい)のようです。
焼きそば乗ってくると食べきれない予感がしたのでスペシャルにしました。
待ち時間は雑誌やマンガを楽しむのですが、こちらのお店は経営論的な書籍のラインナップでした。
その中で見つけたのが・・・
うわあ・・・懐かしい・・・
数少ないマンガにこれがラインナップされているとは・・・
鹿児島県内の飲食店さんにこれが置かれているのはごくごくわずかと思われます。
30代中盤の方に刺さるやつだと思います。
いわゆるアレです。
ケータイ小説
ってやつです。
iPhone、スマートフォンという言葉が存在していなかった時代。
パケ代(当時は通信容量が多いと携帯代がバカ高くなっていた)を気にしながらケータイ小説を読み耽る人が結構いました。
電車の中で目を真っ赤にしながらガラケーを見ている女の人はケータイ小説を読んでいたか、男関係だったはずです。
内容は概ね「いじめ」「援助交際」「妊娠」「流産」「自殺」「恋人の死」「ドラッグ」「性的虐待」「ホスト」「最終的には純愛」みたいな感じだったはず。
そして、素人が書いたものも多かったので絶望的に救いがない、もうちょっとひねってくれといったものも多数ありました。
漫画化、映画化されたものも多数ありました。
赤い糸なんかは一生懸命見ておりました。
主演の南沢奈央ちゃんかわいかったですねぇ。
テーマ曲のHYの366日も名曲でございました。
懐かしいですね。
・・・まぁいいでしょう。
そうこうしていたらお好み焼きが焼けてきたようです。
お好み焼き屋さんでよく見られる一般的な大きさです。
この大きさを意識してほしいです。
さあ、きました。
デカいな!
デカさ感が伝わりにくいですがデカいです。
一般的なのお好み焼きの2倍くらいあるんじゃないかな。
お好み焼きを食べる時にいつも悩むのですが「鉄板から切り分けてヘラでそのまま食べる」かどうするか。
広島にいた頃はそれで食べるのが通とされてきたので口をやけどしながら食べていたものです。
僕も30代になってしまったのでもうそういうのはやめにしました。
普通にお皿にとって食べています。
中身はシンプルで美味しい。
黙々と食べていました。
背中越しではお店の方とお客さんが仲良く語り合っておるところでしたが、僕は一言も発することなく。
30分くらい食べ続けていたのではないでしょうか。
最後の一口、「ここまできたか」という達成感を感じながらいただきました。
完食。
ケータイ小説原作漫画を読みながらデカいお好み焼きを食べる。
2000年台初頭に戻ったかのようなノスタルジックな時間。
そして2000年ごろにノスタルジーを感じるような時代になりましたね。
なかなかのボリューム感。
食べきれない時はお持ち帰りパック(有料)もあるのでご活用ください。
ぜひお試しあれ・・・!
【お好み焼き パルコ】
場所:鹿児島県鹿児島市宇宿1丁目8−27