どうも、僕です◯┓
2018年10月6・7日。
それはそれは楽しみにしていたカレーフェスタというイベントが中止に。
実はこのイベントの公開放送に出演予定でした。
3年前にこのイベントではじめてタレントの野口たくおさんと一緒にラジオに出ました。
それから、青だよ!たくちゃん!という番組でもご一緒させてもらうようになりました。
僕にとって大変思い入れのある場所です。
ディレクターさんはKagoshimaniaXにはじめて声をかけてくれたディレクターさん。
当時、ラジオというメディアから完全に離れていた僕にラジオの面白さと可能性を教えてくれたスゴいラジオマンです。
そんな方にまた使ってもらえるのは本当に嬉しかったのです・・・
みたいな話もブログでご紹介できるかなと思っていたのですが、ご存知の通り残念ながら中止になりました。
あー、どうしよう。
実は7日から二日間開催されていた
GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2018
を手伝ってほしいというオファーを頂いていました。
1日目はKagoshimaniaXのほかのライターが行くということだったのでお願いしかけていましたが、
自分でチケット取ってたようだったので、手弁当となるお手伝いをさせていいものかと悩んだのと、
ラジオ出演ポシャったから別イベント行ったってのは色々どうなのかと思ったのと、
詳細が謎だったのでギリギリ(いや、フェス始まってた12時位だったけど)になって自分が行くことにしました。
仰せつかったのは公式Twitterに投稿するイベントミニレポの執筆。
メインの薩摩・大隅ステージのほかにあった与論ステージのレポート。
知らない、聞いたこと無いアーティストさんもたくさんいたので、現地で曲名とかググって調べたりてんやわんやだったのと、
二日間歩きちぎって足裏を豆だらけにした決死のレポが公式Twitterに上がっているのでぜひ見てみてほしいところです。
全部じゃないですが、自分が書いたやつがあります。
いつもフェスに行くと眼球が日焼けするまでステージを眺め続けるんですが、
今回はそうもいかなかったので、僕がステージを見た中から少しだけご紹介します。
僕が個人的に注目していた、会場で聞いて良かったアーティストを。
美波
Twitterを中心に活動してるシンガーソングライター。
最近はライブもしてるようですが、ネットでは顔出ししていないのが今っぽい。
Youtubeの再生回数はメインステージのアーティストと引けを取らない。
これから絶対伸びる。気がします。
メインステージでやっても大丈夫な力があるのではと感じました。
今回のフェスで一番の可能性を感じました。
とても良かったです。
星屑スキャット
ミッツマングローブを中心とした新宿二丁目発のユニット。
ネットを見ると、業界からの評価が高く、今回のヘスでも音楽わかってそうなひとが「これは見ておきたい」とクチを揃えてました。
新宿シャンソンという曲でリリー・フランキーがエルビス・ウッドストック名義で作詞もしています。MVがめっちゃいいのでぜひ見てください。
ガチ二丁目トークが桜島で見れるというのもなかなかおもしろかったです。
ミッツ以外のギャランティーク和恵、メイリー・ムーの名前も覚えておいて損はないはず。
「よかったらまた鹿児島来てください」と言いたくなるステージでした。
アキラ100%
芸人枠で一番盛り上がってたはずです
お盆芸はマジで名人芸。
「子どもたちが見ているのが不安だ」
とおっしゃってましたが、一番喜んでいたのは子どもたちでした。
10年後、同じことをやってれば彼は本物です。
Dragon Ash
お久しぶりのDragon Ash。
最後に見たのは多分10年くらい前のフェニックス JAM Night(宮崎)だったはず。
DJBotsがかなり痩せてカッコよくなっててビビりました。
KJがずっと言ってた「ミクスチャーロックは好きですか」というMCが「音楽楽しいね!」となってたのも大変興味深かったです。
そして、セトリには「ROCKET DIVE」が。
HIDE→IKUZONE→KenKenと時代が進んだのだなと。
何度も企画されているトリビュートアルバムとかで聞くと「ええ・・・」ってなることも少なくないのですが、カバーはライブで聞くに限りますね。ただただ胸が熱くなりました。
そういえば育三さんがいなくなってからのDAははじめてでした。
最後はFANTASISTA!僕はVelvetTouch派なのですが、やっぱり盛り上がりますね。
学生時代死ぬほど聞いてたので、気を抜くと泣いてしまいます。
FANTASISTAもだいぶ前の曲になってしまったので、「これライブで聞きてえwww」となるナンバーがまた生まれるのを楽しみにしています。
https://www.youtube.com/watch?v=JpkUXgGCENIサンボマスター
煽りちぎる山口さんのMCは相変わらず最高でした。フェス慣れしてるなと、もはや名人芸。
初めて聞いた人はかなりシビレたんじゃないかなと思います。
「全員で優勝しよう」と煽り、「今日出られなかったマキシマム ザ ホルモンのためにも優勝しなきゃいけないってことですよ!」と。
今回のフェス、出演アーティストの多くがホルモンについて触れたり、カバーしたり、ヘドバンさせたり。
そういった意味ではかなり特別なフェスだったんじゃないかなと思います。
水曜日のカンパネラ
見ておきたいなぁと一瞬だけちら見。
客席に布のドームみたいなのできてるし、なんか脚立の上で歌ってるのがチラッと見えるし、
なんかそれだけでスゲーことをしているのが伝わってきました。
僕が水カン聞くようになったきっかけの曲、一休さんもまた歌いに来てほしいです。
マキシマムザホルモン
ホルモンを見たくてチケット取ってた人も相当いるんじゃないでしょうか。
ドラムのナヲちゃんが来てました。
桜島フェリーでこんなポスターも出してて、だからみんなホルモン好きなんだよねという感じでした。
また来てほしい!
あと、このフェスの発起人タブゾンビさんへのリスペクトを語るアーティストやSNSの投稿がめっちゃ多かったです。
すごい人なんだなぁと思いました。
カラオケがクソ盛り上がってた
ジョイサウンドブースでカラオケができるということで、エネルギーを持て余している腹ペコホルモン勢を筆頭にカラオケが盛り上がりまくってました。ステージでは次鹿児島で見れるのはいつになるだろうというアーティストが今まさに演奏してるのに。これもフェスの楽しみ方ですね。時間帯によっては100人くらいはいるんじゃないかというタイミングもあったので、あそこで歌うのはきっと気持ちよかったと思いますw
知ってる人がわんさかいた
与論ステージ周辺のブースには知ってる人がたくさんいました。
毎度おなじみメブキさんやカラキチ(散々語ったのに写真撮ってなかった・・・)さん
ワッゼビンテクライTシャツでお馴染みBounceさん
阿久根からはハモニカンさんもいらっしゃってました。
そして桜島ミュージアムでは火山灰アートとか色々販売してました。
コインケースが氣志團ファンにウケたそうですw
鹿児島県とか鹿児島市の観光やらPRの人たちが持ってきたせごどんパネルも人気でした。
焼酎ブースではソーダ割り焼酎が
地元フェスは知り合いだらけで楽しい!
何万人もいたのになぜ知り合いに会えるのか?という楽しみが最高でした。
来年やるのか、できるのか問題
椎名林檎が「来年はフルセットで」と語ったり、ホルモンもまた戻ってくると言ったサツマニアンヘス。1998年くらいのCDが一番売れてたころ、1997年にフジロックが始まって日本にもロックフェスの名前が聞かれるようになったのかなと思います。僕が中国・四国地方の夏フェス巡りをしてドハマリしていたころからすでに「長くは続かない」と言われていました。とにかく金がかかる。あとは今回も心配されましたが、台風、そして鹿児島は桜島など自然環境リスクがでかすぎる。もし開催できないレベルの損害が出たら多分、1人じゃなくて数人が破産します。最近は10月にも台風多いのでもしこれから10年もしてれば高確率で開催できない年がでます。数年前にサマーナイト花火も中止になった桜島の噴火警戒レベルの引き上げの可能性もゼロではないです。ただ、「鹿児島もすげーな」というのを内外に発信できた、沢山の人が喜んで帰っていったのは紛れもない事実です。
広島のセットストックは山口のWILD BUNCH FEST.になったり、福岡のHIGHER GROUNDはNUMBERSHOTになったり、
名前や会場が変わったりしていて、そういった意味でも一筋縄では続けられない感もあります。
メインのステージでたくさんの有名アーティストを生で見るだけでなく、出店をしてみたり、友達と騒いだり、楽しみ方も無限大のイベントでもあります。
「明治維新150年、なにか起こらないか」という鹿児島県民の期待やCDは売れなくなったけどライブやイベントは盛況、みたいな時代を捕まえたイベントになったので盛り上がったんじゃないかなと思います。時代とともに変わっていけばきっとずっと続くはず。
来年以降、どうなるか楽しみです。
できればカレーフェスタとはかぶらないでほしいなぁ・・・
そいじゃあまた!