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日帰りバスツアーで志布志のお釈迦まつり→志布志大黒を楽しんできた

どうも、僕です◯┓

ゴールデンウィークですね。
僕はここ数年「コロナ絡みの割引で1万円くらいでビジホに5連泊する」という過ごし方をしていました。
2021年ごろに至ってはなんかクーポンとかも貰えて差し引きプラスになるという不思議な体験までしていたところです。
あれはなんだったんだろう・・・

時は過ぎ2024年ゴールデンウィーク。
流石にあの頃までとはいかずとも、またどこかに5連泊できないかと策を講じてみたのですが、全然ダメでした。
なんだったらコロナ前より高いのではレベルまで戻っています。
もうあんな過ごし方はできないのか・・・
と思っていたら、何にも予定を入れていないことに気づき「何かしらせねば」と思っているところ、

バスツアーとか面白そうじゃね?

と、リトル僕氏が囁きかけてきました。
あー、なるほどなるほど。
早速ネットで情報収集していたところ、志布志のお釈迦祭りバスツアーがあることを知り早速申し込んだのです。
参加費も8,000円とお手頃!

ということで当日を迎えました。
南国交通さんのまごころバスツアー、鹿児島中央駅から出発です。

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席は足を思い切り伸ばせる広々シート。
こいつはいい!
朝7時出発で17時着のツアーでしたが、非常に過ごしやすい空間でした。

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途中、照国や吉野などを経由して、最後九州道桜島SAからもお客さんが乗ってきます。
・・・あれ?
知り合いがいました。
「なんでいるのよw」と聞かれたのですが、まぁ「ゴールデンウィークだからすよw」となるわけです。
旅は道連れ、まさかの知り合いにも遭遇しつつ、いざ志布志へ。

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参加者も揃ったところでガイドさんのMCが始まりました。
最近はガイドさんが喋ってくれるツアーもだいぶ少なくなってきているそうです。
せっかくなんでガイドさんのトークがあった方が楽しめるというもの。
参加者はほとんど鹿児島民ということで「あちらは龍門滝なんですが皆さんは見慣れてますよね、県外から来た方は高速道路から滝が見えると喜んでくださるのですよー」といった地元感あふれるトークで盛り上げてくれました。
「次行くところには〇〇があるはずなんですが、あったらいいですねぇ」というようなファジーなトークも良いものでした。
これは・・・楽しいぞ!

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こうなってくると見慣れた光景もちょっとした観光気分になってきます。
周りはほとんど人生の荒波を乗り越え切ってやり込み要素を楽しんでおられるような面々。
極めてマイルドな時間が流れていくのです。
自分たちの車で行く旅だと、どこのパン屋に寄りたいとか神社を眺めてみたいなど細かく色々詰め詰めになるわけですが、あまり詰め込み過ぎない感じもまたよきなのです。
どうやらリピーターもいるらしく、この旅だけで知り合う友達もできそうな感じがしました。

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ということで会場近くに到着。
ちょっと段取りがまずかったらしく?予定地まで入れませんでしたがこれもまた一興。
ここからお釈迦まつりお釈迦まつりを楽しんでいきます。

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会場は志布志市役所周辺だったので市役所も覗いてみました。
以前は志布志市役所志布志支所でしたが、本庁になったという話は聞いておりました。
が・・・まだ支所でもあるの?
志布志市志布志町志布志の志布志市役所本庁・志布志支所?
もうわけがわからないよ・・・

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祭りのメインイベント、新婚さんのお嫁さんが馬に乗って練り歩くパレードを見にいきます。
県下三大祭りに数えられるというビッグイベント。
街の人総出で盛り上げていこうという熱量を感じました。

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通りには志布志名物マルチョンラーメンのお店も。
以前行った時とお店が変わっておりました。
めっちゃ人がおり、さすが志布志を代表するラーメン屋さんといった感じでした。

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ということで、パレードスタート。
先導者を先頭に、メイン会場の宝満寺まで練り歩きます。
祭りだ!

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子供が和楽器を弾きながら歌を歌っています。
疲れて音程がズレていくのも「がんばれ!」となって楽しい。
歳をとるごとにこういう催しが楽しく見えてくるのです。
いいねぇ、お祭りいいねぇ!

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そして、3組のご夫婦がやってきました。
晴れやかな表情が良いですねー!
お二人の名前のしたには、衣装等を担当されたであろう美容室の名前が。
ここに名前が載るのは街の誉れ的な感じなのかなと想像したところです。
天気もギリなんとかなってよかったですねぇ。
5年ぶりだそうです。

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パレードの列について行ってみると、なんかこう「祭りに参加している感」があります。
バスツアーでやってきたよそ者でありますが、なんかこう仲間に入れてもらえた感を勝手に感じることができました。
お祭り、楽しい!

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キッズをかごに乗せて練り歩く人たちもいました。
ご夫婦や子供を大事にするお祭りなのかなぁ、いいなぁ。
素敵なお祭りです。

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いよいよメイン会場へ。
宝満寺公園に向かう途中嫁女石という石碑がありました。
昔、赤子を連れた若い女の霊が現れて、人々を震え上がらせたところ、この供養塔を作ったところ、幽霊は現れなくなった・・・そう。
巡り巡って、お嫁さんとか子供は大事にしようね的なアレがあるのかなぁなんて想像するわけです。
不思議な石碑でした。

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橋を渡ります。
向こう側にも出店がいっぱいあるー!
楽しそう!
橋の両脇には灯籠もあり、多分夜は明るくなるんじゃないかなと多います。

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宝満寺公園にはステージもあり、竹之内雄太さんがMCをされていました。
関係団体の紹介など盛り上がっておりました。
街をあげてやってる感がすごい!よい!

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お釈迦まつりといえば甘茶かけです。
仏様に甘茶をかけるという催し、僕も幼稚園以来なのでドキドキ。
昔は甘茶アメをもらった気がするなー、あれってどこか売ってないのかな。

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飲ませてもらうと、ほんのり甘い。
こんな感じだったかなー、だったようなー。
35年前に思いを馳せます。

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仏様に年の数だけ甘茶をかけます。
赤いひしゃくは10回分というチートも用意されていてよしです。
かけていきましょう。

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赤いやつは思った以上に赤かった。
39歳という中途半端な年齢なので白いひしゃくを9回かける必要がありました。

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神社へ参拝も。
賑わいがあってよかったですが、通常時にいくのも雰囲気があってよさそう。

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お釈迦まつりの由来も書かれていました。
龍王がお釈迦様の誕生を喜んで甘露の雨を降らせた伝説があり・・・とのこと。
大変喜ばしいお祭り、よいです。

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甘茶かけコーナーがほかにもありました。
もう1つあるそうですが見つけられませんでした。
ここでもかけてみます。

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点を指差すお釈迦様。
天上天下唯我独尊と言ってるそうです。
ヤンキーみたいなことを言うねぇと思ったのですが、これが元ネタですね。
信心深いヤンキーだったのでしょうか。

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そうこうしているうちにお嫁さんを乗せた馬がお寺に到着しました。
いいですねえ、素敵ですねえ。

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また別な道を歩いてみます。
出店が多い!
何かしら食べてみようと思います。

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お団子!美味しそう!
これを揚げてもらいます。

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三色団子を揚げて甘いタレをかけていただきます。
これがなかなか美味しい。
揚げた餅の食感がGOODでした。

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通りではまだまだお祭りが続いています。
ハンヤ節に合わせて踊り狂う市民のみなさん。
楽しそうです。

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若者たちが太鼓を叩いていました。
めっちゃ練習したんだろうなーというテクニックを披露。
盛り上がっておりました、お祭りいいな。

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ツアーのお昼ご飯も控えていたのですが、和食とのことだったので唐揚げも。
ここで雨がしっかり降ってきたのでお祭り観覧はここまでに。
楽しかったー!

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祭り会場を後にして、お昼ご飯会場へ。
鹿児島民のほとんどが知っているであろう「志布志大黒」です。
陸地の切れ目に竜宮城のようにそびえ立つ建物。
これが大黒・・・!

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ここがかの有名な大黒・・・
入り口ではCMでよく聞く例の音楽が流れていました。

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お土産コーナーはなんともエモい感じ。
フォントが良いですねー!
販売しているグッズもこれぞ!という品が揃っていました。

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昼食会場。
ガラスの先には内之浦や太平洋が見えます。
晴れてればなー!

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これまた「これぞ!」という感じの和定食。
一周回ってむしろ今アリって感じです。
これぞバスツアーの食事!

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魚の煮物がなんか美味しい。
なかなか自分ではチョイスしないので珍しい出会いとなりました。

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窓から外を見てみると、枇榔(びろう)島という島が見えました。
晴れていればもっといい感じに見えたのになー。
しかし、なかなかみる機会がない太平洋側の水平線、良いですね。

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出発まで時間があったので大黒内を散策します。
鎧が置いてあったり・・・

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施設内の案内を眺めてみたり・・・
天空の間でご飯食べてみたい!

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灰皿がやたらレトロ。
今日びこんなデザインのものにはなかなか出会えないですねー。
良きです。

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ここが鹿児島民のユートピアであったか・・・・
などと思っていたら出発時間に。
雨降りしきる中、スタッフの皆さんがお見送りをしてくれました。
またいつかきます。

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ここから午後の行程に入っていきます。
志布志、ごくまれに行くのですが土地勘があまりないのでマップを見てみます。
志布志から見える海を志布志湾というのも納得な地形と改めて思ったところです。

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お茶の和香園さん。
有名なところです。

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お店の前には茶畑が広がっております。
新茶のシーズン。
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お茶ソフトクリームをいただきます。
手書きの引換券に味があります。
お茶のソフトクリームの券!って感じです。
よき。

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券の裏に謎の折り紙的なものが貼り付けてありました。
某所の特殊景品のようにこれに価値があるのか?と訳のわからない想像をしたわけですが、これを書きながらソフトクリームの形をしていることに気づきました。
なるほど。

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ソフトクリームを待ちながら新茶の試飲を。
色の割には苦くなくて美味しい。
新茶のシーズンですねぇ。

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カウンターでは暖かいお茶も飲めたようですが、先約が多過ぎて飲めず。
飲んだ後めっちゃ買ってたようなので座るにふさわしいみなさんが座るべく座っておりました。

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ということでお茶ソフトクリーム。
苦いw
粗挽き茶を使っているらしく、なかなか苦かったです。
ほんのりお茶味といわれるよりしっかりお茶だったのでこれはこれでGOODでした。

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和香園さんから最後の目的地坂元のくろずさんへ。
結構時間がかかるので眠くなってくるな・・・
というタイミングでガイドさんのMCも休憩。
こういう時間の入れ方、流石にプロだなと思いました。

財部あたりから福山に降る道、文字通りのヘアピンカーブのような場所もあるなかで大きなバスを運転しているドライバーさんのテクニックも楽しめました。
そしていよいよ福山に到着。
黒酢の壺畑が見えてきました。

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見学施設には県外ナンバーの車がたくさんとまってました。
意外と地元民は行かないのでいい機会であるなと入館します。

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施設の中にはレストランや売店、資料などが揃っています。
きれいな施設です。

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まずはビデオで黒酢について学びます。
なぜ福山で黒酢を作るようになったか、物不足の戦時中にどうやって乗り切ってきたかなど勉強になります。

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坂元のくろずさんの壺畑。
ここで何年もかけて作っているそう。
他のお店のやつは見たことありますが、改めて壮観です。

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そして試飲。
飲めばなかなか美味しいものです。

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こういうのに行くと一本くらい買い求めてみようとも思うのですがなかなか手が出ず。
これを購入することでおそらくガイドさんやドライバーさんのインセンティブ的なものになるはずなので何かしら買わねばと思い、黒酢アメを買いました。

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帰りつつ、こういうお土産物屋さんへの立ち寄りはどういうシステムになっているのか調べたりしておりました。
まぁ別に変なところに連れて行かれて謎のアイテムを買わされるわけではないので、チップと思って購入するのも悪くないのではないかなと思いました。

ということで17時ごろ、中央駅前に戻ってきました。

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淡々としたご紹介になったのですが、バスツアーなかなか楽しい!
眠くなったら寝れるしバスも座りやすいし最高でした。

受け身な行程になるのでミドル層の人が多いのかなと思ったのですが、むしろあれこれ考えなくていいから良いのです。

1人で参加している人もいたし、6人くらいで遠足気分で参加するのもよしです。
大きなお祭りは渋滞の中を運転することになるのでバスツアーでのんびりいくのもよし(渋滞は回避できませんが)。

これは楽しいものを見つけてしまったかもしれない・・・

1万円以内くらいでいけるツアー、また行ってみようと思います。

南国交通さんのバスツアー、なかなか楽しかった!

そいじゃあまた!

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