どうも、僕です◯┓
2017年末、僕は鹿児島県産黒毛和牛をTENGA社にお送りし、まんまとTENGA FLIP ZERO BLACKを手にすることが出来ました。ZEROからZを抜くとEROなのはナニか関係あるのか気になるところではあります。
詳細は↓の記事をごらんいただきたい。
【鹿児島の黒】日本一の鹿児島黒牛とTENGA FLIP ZERO BLACKを交換した話【男の黒】
この投稿を見た僕のパイセン、「肉パイセン」がこんなTweetを寄せてくれました。
肉パイセンは高校のリアルパイセンで、たまに呼び出してくれて普段は食べられないような特殊な肉を食べさせてくださったりします。
おー僕氏ありがとう!
オハンにも噛ませてやっでなぁ(・∀・)— ロケンロー肉屋 (@wazze_ushi)
いつ噛ませてくれるのかなーと思っていた2018年の年明け。
「わいや(オレだではなく、お前はの意)、天文館でてこんけ」
とメールが。
きた・・・
呼ばれて行ったのはこちら。
産直鉄板ビーファーズ
あかん・・・ガチのとこや・・・
5000円・・・いや下手したら1万円は下らんかもしれない・・・
正月明けで財布には3000円しか入っていない・・・
僕「ずびばぜん・・・おがねがないでず(泣)」
肉パイセン「よー、今日はよかでよー、まあたもらんか」
30代なのに鹿児島弁が堪能なパイセンです。
実はこのお店、我々一般庶民は訪れる機会は少ないですが、3階に個室でシェフが焼いてくれるスペースがございます。
そう、シェフが目の前でしゃーっと焼いて、サーッと切ってくれるアレです。
空想上の場所かと思っていましたが、本当にあったのですね(天文館、僕が知っているだけであと2件はあります)
コースが1万円から(HP情報)ということなので、「誰かが金を出してくれるが、店の段取りを任されている」時などに活用するのが吉でしょう。
あるいは、気合い入れてディナーを用意しなければならない場合はご自分で。
今回のメニューはこちらでした。
なんかヤバそう(いい意味で)のラインナップ・・・
よく見たら、聞いてみたら、やんごとなき皆様の集う会・・・・
肉パイセンはいくら出してくれたんだろう・・・まぁ気にしないことにします。
これからの時間は本当に「夢のような」できごとでございました。
とりあえずワインから。
プロのソムリエさんがチョイスされたんだとか。
ここからワインと料理の華やかなマリアージュを体験することになります。
前菜。
前菜はAmuseと言うようです。
これから始まる食のアミューズメントを予感させます。
そしてスープ。
蕪です。読めますか?蕪です。
おじいちゃんとかおばあちゃんとか動物とか総動員して、うんとこしょどっこいしょと抜くアレです。
まだまだ蕪は抜けませんを英語にすると
Still strains are not missing.
です。
※カブです。
山椒の風味がね・・・高貴です。尊いです。
そしてカンパチとかエビのアレ。
車海老です。
カンパチってこんなに美味しいのかと。
鹿児島の飲食店で出て来るカンパチって概ね美味しいのですが、周りの空気も相まって段違いのウマさに感じました。
そして、この一皿はPOISON。
言いたいことも言えないこんな世の中にさっそうと登場した美味しいやつなのか・・・
※フランス語で魚のことをPOISONというようです。
朴葉焼き。
ほおばやき。
※訂正:ほおばでした
わかるかい、読めるかい。
朴は読めませんでした。
そう、「ぼく」と検索したら出るので間違いましたよ。
僕は読めませんでした。
味噌が大変美味しゅうございました。
シェフが熱心にご説明してくださっていたような気がしますが、料理に心奪われて僕の耳を素通りしていきました。
肉が踊る、ココロオドル。
そしていよいよ来ました。
あの時間です。
「シェフが目の前でステーキを焼いてくれる」
霧島市国分の原口産婦人科で生を受け今年で34年。
いよいよここまで来ました。
僕を産み育ててくれた両親、先生方、そして仲間に感謝です。
それでは参りましょう。
この時間は終始nobodyknows+のココロオドルが頭を駆け巡り、エンジョイエンジョイ言っておりました。
肉の塊が鉄板に投じられます。
それは男たちの血と汗と涙が染み込んだリングのようでもあり、めくるめく華やかなステージが展開されるオペラ座のようでもあります。
次々に切り分けられていきます。
いつまでもこの光景を眺めていたい。
そしてサイコロ状に。
いよいよ完成。
これです。元米牛ヒレステーキ。
生きててよかった。
ポン酢、熟成マスタード、ポン酢などでいただきます。
柔らかいとかまぁそんな感じなのですが、とにかくウマい。
ウマいウマいウマい。
あー、おいしい・・・・
控えめに言って最高にウマい。
それ以外の表現は思い浮かびません。
宴はまだ続きます。
シェフがおもむろに用意したのがこれ。
わかりますか?
モチです。
ほう、ご飯物はモチですかー!
さすが1月。
とてもきれいなモチが鉄板で柔らかくなっていきました。
これがですねー、お雑煮になります。
モチの純度が非常に高い。
お家でつくったやつとかって、ちょっともち米感残ったりするじゃないですか。
市販品はもち米感なくなりすぎるじゃないですか。
その中間くらい。
よき。
自分の常識を疑うデザート
そして最後の料理。デザートであります。
鉄板に生地がクレープのように流されます。
これは「今川焼き」になりました。
僕の知っている今川焼きではなかったです。
これが本当の今川焼きなのかもしれません。
ああ・・・うめぇ・・・
黒豆あん・・・
いかがだったでしょうか
TENGA社に黒毛和牛を送ったことでこんな素晴らしいご飯をたべることができました。
人生なにが起こるかわかりません。
次食べられるのは10年後、いや20年後かもしれません。
この日の思い出を胸に刻み、僕はこれからも生きていこうかと思います。
肉パイセンのおかげさまでございました。
その後は緊張してお腹空いてしまったので、肉パイセンとうどんを食べて帰りました。
僕が肉がどれだけうまかったかを熱弁しているのを眠そうな顔でニコニコしながら聞いてくれた肉パイセン。
本当に有難うございました。
そして・・・
願わくば・・・
願わくば・・・
ま た 連 れ て 行 っ て く だ さ い
産直鉄板ビーファーズ、1階はもうちょっとリーズナブルに楽しめます。
うまい肉を食いに行ってみてください。
そいじゃあまた!
【産直鉄板ビーファーズ 鹿児島の肉ステーキ 天文館】
場所:鹿児島県鹿児島市東千石町13−10