どうも、僕です◯┓
天文館中央ビルから徒歩５分くらい、鳥料理で知られる一保さんというお店があります。
創業昭和２２年、１９４７年。
吉田茂が総理大臣で、日本国憲法が施行された年だそう。
戦後（１９４５）間もなく、屋台でからあげとおにぎりの販売をしていたことをルーツに持つお店です。
鹿児島で初めてのからあげ屋さんという新聞記事も掲げられていました。
天文館の、鹿児島の歴史を知るお店です。
店内には最近のものからかなり年季の入ったものまでたくさんのサインが掲げられています。
ちゃんと見れば相当なお宝がいるはずです。
名店の証ですが、天文館によくある居酒屋さんとそんなに変わらない気取らない雰囲気。
これぞ天文館の居酒屋！という感じでいいかと思います。
席の間にあるついたてもそれなりに古いもののはず。
しっかりと作り込まれた調度品、当時は一般的なものだったと思いますが、見かけなくなりましたね。
歴史のあるお店は改装・改修もされていますが、細かいところを眺めていると、しっかりと時間の流れを感じる場所があるので探してみるのも一興です。
ということでハイボールをいただきつつ食べすすめていきましょう。
お通しは枝豆。
原点にして頂点、まずはこれからです。
ポテサラは上にきゅうり。
からし的な風味が効いた独特のポテサラでした。
一保といえばやはりからあげでしょう。
こま、手羽、ごて、なんこつの４種類がそれぞれ９９０円。
酒とからあげをひたすらというのがいい感じです。
鳥刺しも美味しかったです。
串焼きも色々ありました。
今回は豚バラをチョイス。
これまた酒が進むやつでした。
もはや説明不要の名店ですが、当日行っても座れないことが多いです。
僕も打ち合わせと称した飲み会でひっさびさに来ることができました。
予約がマストです。
あと、僕は「いちほ」と思っていたのですが、WebサイトのURLを見ると「いっぽ」さんが正しそうです。
鹿児島の歴史を知る、鹿児島で最初のからあげ屋さん。
こういうお店で飲んだり食べたりすると、「俺たちの鹿児島にはいい店があるなぁ」と誇らしい気持ちになるのです。
ずっとあり続けてほしいお店です。
そいじゃあまた！
鳥専一保
場所：鹿児島県鹿児島市樋之口町2-2 有田ビル1F
お店ウェブサイト：https://torisen-ippo.com/