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本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

どうも、僕です◯┓

実はわたくし、今年本厄を迎えました。
鳥肌実「42歳厄年」を笑えない年齢となり思うところも出てまいりました。
そして、多くの皆様に「節分までに厄払いに行くように」とアドバイスをいただいたのです。
そんな気はしてたんですが、やっぱ行かねば。

本厄経験者の諸先輩に話を聞いたところ「前後3年で7回骨を折った」とか「いきなり10キロくらい太った」といったフィジカル面やら、ここではご紹介しにくい様々な厄災が降り掛かったと言うではありませんか。
なんて恐ろしい・・・本厄って一体・・・

ビビり散らかして1月の多くの時間を「本厄をどう乗り切るか」について思慮を巡らせたり、関連する情報を調べていると「厄年」の由来に行き着きました。
昔、社会の色々な「役」目がやってくるこの年齢を役年と呼ぶようになったと。
なるほどそうであれば仕事が色々くるのかー!やっほい!なんて思っていたら、応募していた仕事が決まったと連絡をいただきました。
これはマジで役年なのではと期待も高まるわけですが、やはり諸先輩方の様子を聞くとどうしても気になって厄払いは行かねばと思い立ち行ってきました。

鹿児島市の照国神社です。
薩摩の名君島津斉彬公、照国大明神が祀られる由緒正しき神社であります。
せっかく地元には神社界で最も位の高い(らしい)神宮がたくさんあるからそっちにという思いもあったのですが、多分節分までに行くことは叶わなそうなのと、斉彬校は僕が最も尊敬して止まない偉人でありますので照国神社に決めました。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

鳥居をくぐり、本殿向かって左側で受付をします。
名前と住所を書いて、納める金額を伝えます。
紙に六千円・一万円・( )とあり、( )には納めたい金額を記入する模様。
( )に金百萬圓なんて書ける人生を送りたかったものですが、全然叶いません。
とはいえ、先輩に「神様に金をケチらないように」というこれまたありがたいアドバイスをいただいたので、握りしめてきた一万円を手渡しました。
これで厄災から逃れられるのであれば決して高くはありません。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

待合室へ通されて数分(前の人が終わるまで)待ちます。
周りは同じく厄年を迎えた女性が数名。
31歳前後であると思われます。

同じく本厄を迎える中高時代の同級生たちに「厄払い行こうずwwww」とLINEを送るとみんなほとんど厄払いを終えていました。
ほとんど所帯持ち、一家の大黒柱であらせられるわけで流石に早々行っておったようです。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

そしていよいよ本殿へ。
ここから先は撮影禁止です。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

本殿の中で立ちながら祝詞の奏上などをしていただきます。
参加者の住所名前を読み上げられるわけですが、個人情報的にどうなんだろうと思っていると・・・
とある有名人の名前が読み上げられました。
マジか・・・。
僕の知ってるその方はもうそれなりのご年齢でありますので同姓同名と思われます。
頭の中にはその方の歌声が渦巻いて来ました。
そして、その方のラジオ番組でのトーク(それを切り取った投稿がバズりちぎった)の一節が頭をよぎりました。
ブスといじめられ悩んでいるが、勇気を出して今の私じゃない私であなたのライブに行きますというおたよりに対して、「あんたはあんたのままでおいでよね」と呼びかけたのです。この放送があったのが1984年2月、当時その方は32歳本厄(女性)。
そのくらいの年でよくこんな言葉が出てくるな・・・と思ったものです。

そんなことを思い出していると、顔も見ませんでしたがその方に対して「厄年だけども、あんたはあんたのままでいい、僕は僕のままでやるから、がんばろうぜ」なんて思ったのです。

そういったことに思いを馳せさせてもらえて、来てよかったんだろうなぁと思いつつ、同姓同名のあの方はそんな風に思われたなんてつゆも知らずだと思いますが、みんないい感じになればいいねぇと一緒にお願いできたのはそれなりに年を取ったからではないかなとも思ったわけです。

人知れず一人胸を熱くし、お土産をいただき帰りました。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

お土産の中には御札やらなんやらありがたそうなものが入っておりました。
5合瓶に入ってました、小正醸造さんの本格焼酎です。
鹿児島のお神酒は焼酎なのです。
かつてお祝いごとなどでお神酒を飲んだ記憶が蘇ります。
なんか月桂冠的なもんだったような気もするし、子どもながらに不思議な味がするなと思ったりしたような気がします。
全部が全部焼酎じゃなかったような気もしますが、あれは何だったんだろう。

本厄なんで照国神社に厄払いに行ってきた話

厄払いも終えてひとまず安心。

ちょっとした時間にサクッと行こうと思ったのですが、色々考えるところもありそんな年になったんだなぁとなりました。

タイミングが合うからは節分までにぜひ。

そいじゃあまた!

照國神社

場所:鹿児島県鹿児島市照国町19−35

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