どうも、僕です○┐
2015年統一地方選挙の前哨戦となる鹿児島県議会議員選挙が4月3日告示されました。
若い世代の投票率の低下を改善すべく活動している団体があるようなのでご紹介します。
その前に。
■統一地方選って何?
てゆうか統一地方選って何よって話なので調べてみました。
統一地方選挙(とういつちほうせんきょ)は、地方公共団体における選挙日程を全国的に統一して実施される日本の地方選挙である。ある一定期間に任期満了となる都道府県や市区町村の首長および地方議会議員について4年に1度(卯年、未年、亥年)実施される。
・・・全国で知事やら市町村長やら議会議員やらの選挙が目白押しのヤーツです。
地方にどれだけ支持があるか、衆議院・参議院選挙でも非常に重要なポイントなので、国会議員も飛び回って演説合戦が展開されます。
鹿児島でも2015年4月12日に県議会議員選挙が行われるってわけです。
■投票率が低いって叫ばれてるけど?
最近行われた県議会議員選挙の投票率を調べてみました。
平成23年4月10日(有権者数:478,426人 投票率:46.58%)
平成19年4月8日(有権者数:472,663人 投票率:50.49%)
平成15年4月13日(有権者数:421,232人 投票率:51.50%)
平成11年4月11日(有権者数:408,168人 投票率:57.88%)
平成7年4月9日(有権者数:395,412人 投票率:53.66%)
有権者数増えてるね!?少子化じゃないの?って気もしましたが今回は置いておきます。
大体50%くらいで推移しています。前回平成23年の選挙は半分切ったってことで話題になりましたね(覚えていないけどなったはず)
投票率は確かに低下しています。
■投票率が低いのは悪いことなのか。
これについては様々な意見があります。
一般的に高齢者の世代投票率は高いと言われています。なぜか。
高齢者は年金で暮らす人も多く、病院に通う人も多いので年金の受給額や保険の自己負担分の増減について非常にナーバスなのです。
そして、特に地方は自分の地域にたくさんお金を落としてくれる人(施設の工事や補助金なんかをたくさん回してくれる人)を立てて議員にするためにかなりシビアな選挙戦を戦っていた(公然と金品が飛び交っていたそうな)そうです。そういう意味でも選挙ってお祭り的な意味合いもあり、そのまま今でも投票には当たり前に行くのではと推測されるわけです。
しかし、税金の無駄遣いをやめろー!的な世論形成がずっと続いているので、当然簡単にはお金は回ってきません。人口も減ってるので税収もしぼんでいます。工事を引っ張ってきても、補助金をつけてもバラマキだと批判されるわけです。
そんな時代に政治家にコネクションがあることに対するメリットが低下、いわゆる政治を実感できない若い世代が政治から遠ざかっているのではないかと思うところです。
まぁ他にも色々あるのでしょうけど。
■若者の投票を促して投票率が改善されるメリット。
先ほど書いたとおり、高齢世代は自分の生活を守るためというモチベーションで投票に行く可能性が高いと言えます。
よって、高福祉を訴える候補者が当選する可能性が高まります。逆に言うと、子育てや職場環境の整備など若者の生活を充実させる施策が後回しになってもかまわないというわけです。
しかし、若者世代の投票者が増えてくるともちろん若者向けの政策を訴える必要が出てきます。立候補者も自分の生活があるので嘘でもいいから訴えなければならないのです。
そのためには、若者世代の投票率改善が必要になってくるわけです。
■ほっとPOTプロジェクト。
若者の投票率を上げるために鹿児島で活動を開始したプロジェクト
「ほっとPOTプロジェクト」
飲食店や施設にポスターをはって若者を投票に誘導するプロジェクトのようです。
Facebookページでは参加店舗がたくさん紹介されてます。
■本当に投票率を上げるためには。
若者で政治を変えるぞー!的な取り組みは全国でいろいろあります。が、その時だけで終わっているものが非常ーーーーーに多くて残念です。
まずはとりあえず今回をきっかけに投票行ってみようぜ
↓
選挙終わったんだけど、政治家ってなにしてんの?
↓
マジか、こういうことができるんだな
↓
俺らのリーダー(代表)を政治の世界に!
↓
当選させるために選挙いっど!
みたいな流れを作らなければならないのではと思います。
前回の県知事選も原発争点にいろいろ盛り上がったはずですが、そのあとがさっぱりじゃやないですか。
日々みんなで勉強して、みんなで考えること、これをコツコツ続けることが本当に日本を良くするための方法ではないでしょうかね。
ということで、トイレ選挙0412盛り上がるといいですねぇ!
4月12日は鹿児島県議会議員選挙の投票日です!