どうも、僕です◯┓
「さつま町がカレーで町おこしをする」
という情報をキャッチして早速さつま町に行ってきました。
カレーで町おこしとかマジで最高ですね。
2018年10月3日にさつま町で発表会が行われ、開発に携わった人たちがたくさん来てました。
僕もいただきました。
こちら。
さつま町の特産品である黒毛和牛のホルモンとたけのこが入ってます。
なるほどです。さすがさつま町。
お気づきの方も多いと思いますが、「黒毛和牛とたけのこ」という組み合わせはマジで最高なのです。
味付けは僕の好きな脂の甘みを感じつつ、辛さもしっかりあるというやつでした。
さつま町18店舗、鹿児島市内1店舗で発売されるというこのカレー。
僕はこれから18回さつま町に通いつめて全部食べてみたいと思います。
スタンプラリーもあるそうなのでみなさんも18回さつま町に足を運んでほしいです。
子どもたちにはデカいカレーが振る舞われていました。
「僕もそっちが食べたいなぁ・・・ひとりで食べたいなぁ」と思いながら眺めていると・・・
お皿の中央に串のようなものが。
これを抜くと・・・
カレーが溢れてきます。
よくよく見ると、カレーをせき止めていた串的なやつは多分
ファミマの鶏つくね串
なんじゃないかなと。
上にあったはずの2つは誰が食べたんだろうとチラッと思いました。
さてこのカレー、もうお気づきでしょうがダムの形をしています。
さつま町にある鶴田ダムを模したカレー。その名も
「鶴田ダムカレー」
であります。
ダムカレーと言えば、マツコ・デラックスがテレビで紹介したりたまに話題になるやつです。
日本ダム協会という団体もあり、マニアックだなぁと思う反面、ちゃんとしてるなと関心するところであります。
ダムカレーの最大の特徴である「ダムのようなご飯の形」を作るために金型まで作ってしまってます。
お椀とかでペペっとやって、穴でもあけちゃえばいいのに、ここまでやるとは・・・
並々ならぬこだわりを感じずにはいられません。
①は3Dプリンターで出力。
「型抜きをした時にご飯が崩れる」
「サイズは女性向けのほうがいいんじゃないか」
などなど試行錯誤をしてきたそう。
僕は③のアクリルのサイズのご飯で食べたいなぁ。
最終的にこの形に落ち着いたそう。
鶴田ダムの模型と並べるとなるほど似てます。
カレーに魅せられるとこういうことになります。
どこまでも作り込みたくなる。
その魅力に心を奪われてしまったカレー屋さんを僕はたくさん知ってます。
素晴らしいことです。
そんなカレーに魅せられてしまった(はず)の方からお話を聞くこともできました。
「カレーといえばKagoshimaniaXさんと聞いてお声掛けさせてもらいました!今日はありがとう!」
と熱心に色々教えてくれたのがこのカレーの開発に携わっている
さつま町の飲食業の組合(鹿児島県飲食業生活衛生協働組合さつま支部)の市囿さん。
テレビもたくさん来てたので取材に応じていました。
「鶴田ダムカレーが完成して感動してる」
とおっしゃられてました。
僕もこんな美味しいカレーを開発してくれて感動してます。
そしてこの感動の裏にはたくさんの思いがあるのだろうなぁとカレーを頬張りながら考えたのです。
これはまだ工事中の2017年春に撮影した鶴田ダム。
今年2018年に工事が終わり、見るとなぜだか血が騒ぐ巨大なダムになっています。
「九州最大級の規模、最先端の技術が詰め込まれたダム」と聞くとワクワクしてきますね。
また、春は桜が綺麗に咲く名所でもあります。
1964年に完成し、2008年から再開発で改造された鶴田ダム。
再開発のきっかけになったのが2006年の豪雨災害。
鶴田ダムの下流にあるさつま町付近はたくさんの家が水に浸かる大水害になったそうです。
このころ僕は進学して県外にいてあまり報道などを見ていなかったのですが、
さつま町にゆかりのある同級生から「あの水害で親戚が店を閉めざるを得なかった」といった話を最近聞きました。
「鶴田ダム 水害」あたりでググってみると色んなことがあったんだなと勉強になるので調べてみてください。
・・・といった色々な想いがかなりつまっているであろう、「鶴田ダムカレー」。
想いだけでなく、カレーとしてもウマいです。
さつま町はカレーの町
となれば僕的には通わずにはいられない。
見れば驚く巨大な鶴田ダムの歴史を学びながら、美味しいカレーを食べる。
これから注目していきたいところです。
ご飯の形にこだわり
さつま町の名産品へのこだわり
鶴田ダムへの思い
を噛みしめることができます。
どういうお店で食べられるか、これからちょっとずつ紹介していこうと思います!
食べられるお店は↓ののぼりが立っているそうなので見かけたらマストで食べてみて欲しい!
そいじゃあまた!
取材協力:鹿児島県飲食業生活衛生協同組合さつま支部
写真提供:さつま町
参照元:Wikipedia「鶴田ダム」