chan.です。今日はおとぎ話について。
鹿児島に伝わる浦島太郎伝説を調べてみました。
至る所に伝説発祥の地があるとされる「浦島太郎物語」
最も有名なものは明治時代に国語の教科書としてでたものです。
その前に室町時代に御伽草子として知られたお話はちょっと違います。
亀はいじめられていないし、浦島太郎は最終的に鶴になります。
本当は乙姫が亀で浦島太郎は鶴になったので、夫婦の神様となったということです。
鹿児島の浦島太郎と言えば指宿の長崎鼻です。
指宿玉手箱(いぶたま)列車が運行しているのもその由縁です。
(浦(シマ)太郎物語 奄美”実話”より引用))
奄美大島の浦島太郎伝説もあります。これは現実味を帯びた浦島太郎物語ですね。
奄美を台風が通り過ぎたある日、太郎が龍郷村秋名(※)の浜辺に行くと、台風で遭難したのだろうか、言葉も通じない見慣れぬ姿の異国人を目にした村人が騒いでおったそうな。
おっと。既に亀ですらない。うふふ。
この、異国人が乙姫らしいです。舟が亀だったみたい。
自分を知る人がいなくなった故郷で、太郎は途方に暮れ、砂浜にしゃがみ込んでしまったそうな。ふと、お姫様から“いろいろなものが見える”と渡された大切な宝物のことを思い出し、玉手箱の蓋を開け中身を取り出して見たそうな。そこにあったのは美しく磨かれた銅鏡と、そこに映った自分の顔だったそうな。
玉手箱の中身は鏡!!!すでに、浦島太郎自身もお年を召していたみたい。
実は何百年も過ぎていた訳ではなく、数十年だったんだって。
昔話って、歴史を伝えるモノ。
日本の歴史はすごおおおおおおく長い。
日本書紀によると紀元前六六〇年が日本の始まりとされているくらいですから。
だから、紙もペンも無い時から歴史を語り次がなければならなかった訳です。
多分、この浦島太郎伝説は中国伝来の頃の話しなのでしょう。
乙姫が中国人であったという説も大きいですしね。
うんうん。
最近ではテレビコマーシャル(CM)でおとぎ話を取り上げることが多くなったなーと思います。
自国の成り立ちを知らない国はつぶれてしまうと言われるように、
どんなに長い歴史であっても、それが言い伝えであっても、自国愛を忘れてはいけないなと思う訳です。しかも、外国との関わりが深くなる昨今。日本人としての本当の意味での誇りや歴史的知識を理解し、さらには考える力も養わなければなりません。
よく、外国の方に聴かれます。「日本の面白い昔話を教えてください」ってね。
うふふ。そのコマーシャルのひとつにauがあります。
そのなかで「浦島太郎」(桐谷健太)が歌う
auガラホ「海の声」篇
作詞:篠原誠 作曲:島袋優(BEGIN) 編曲:山下宏明
この曲いいなーと思っていたら。。。フルで聴けるらしい。
詳しくはauのサイトをご参照ください。※画像クリック(au特設ページより引用)