みなさんこんにちは! ガノー(Ganohr)です! (≧▽≦)
普段は『ぺるせぽ。』(https://ganohr.net/)というブログで、奄美からデジタルガジェット系の情報を発信しています。
KagoshimaniaXさんのところへ記事を寄稿するのは、今回で三回目です。
以前に天皇皇后・両陛下の与論島へのご来島に関して取材をし、寄稿させて頂いて依頼のご縁となります。
その取材の際、繁華街を歩いていて見つけた「あぐん茶」という居酒屋を紹介します!
もうすでに半年近くたちますが、そこは突っ込みなしでお願いします!(笑)
あぐん茶ってなに?
奄美から沖縄にかけての方言で、「友」のことを「あぐ」という。
「あぐん茶」は、沖縄と与論島に店舗をもつ居酒屋のようです。
名前の由来は奄美から沖縄にかけての方言です。「友」のことを「あぐ」と表現します。
この南西諸島の周辺域では、ところどころで似た言葉があり、理由の一説としては「琉球王朝の時代に島々でおこなわれていた交易の名残」です。
店名の残りの「茶」は「ちゃ」の音とかけられたもので、これは「達」の意味です。
店名から紐解けば、フレンドリーな居酒屋を目指しているのでしょう!
「あぐん茶」与論島の店舗の概要
- 郵便番号:891-9302
- 住所:鹿児島県大島郡与論町立長65-1
- 予約電話:0997-85-1777
- 休日:不定休(※)
- オープン時間:18時から24時
- Wi-Fi完備
※ 基本的に開いているそうですが、観光で寄る際は電話で確認したほうが無難とのことでした。
店舗の見た目
居酒屋「あぐん茶」の外観。11月だったのでイルミネーションが輝いていた。
居酒屋「あぐん茶」は、与論島の繁華街にある店舗です。
私がこの店舗についたのは、19時10分ごろ。
日の出ている時間が長い与論島でも、19時を回るとあたりは暗くなっていました。
外観はお洒落なふんいき。
居酒屋っぽさより、こじんまりとしたバーっぽいかもしれません。
店舗の内部
「あぐん茶」の店舗内から外を撮影。暗くなってはいるが、空にはまだあかりがあった。
店舗の内部も、外観からかんじた通り、お洒落なふんいきでした。
内部には4人掛けの座席やカウンターがあり、20人前後収容できる大きさでした。
やや店舗としては小ぶりかもしれませんね。
カウンターには、
料理につかう「島野菜」がディスプレイされており、奥には「本日の島魚」が黒板に掲示されていました。
また、ボトルキープができるようで、カウンターそばにボトルが陳列していました。
カウンターには島野菜がディスプレイされており、厨房もよくみえる。
カウンター奥には、「本日の島魚」という掲示がされている。…ぜんぶ聞いたことがない(笑)。
店舗内にキープされたボトルがディスプレイされている。 ※ グループ名等は編集して消し込みました。
フードメニュー
フードメニューは揚げ物からお刺身、サラダやゴーヤチャンプルーまで多彩! 料理の種類は、沖縄に近いかもしれない。
それではさっそく、メニューを確認していきましょう。
フードメニューは居酒屋らしく、おつまみメニューから揚げ物まで抑えています。
フライドポテトもありますし、パパイヤの漬物のようなものもあります。
おつまみは300円から600円といった感じ。
また、
島魚料理や島野菜料理などの他にも、サラダ、チャンプルーなどの一品料理なども豊富でした。
あと、以前KagoshimaniaXさんへ寄稿させていただいた「モリンガ麺」を使った料理もありました。
これだけ種類があると迷いますねー!
ドリンクメニュー
「あぐん茶」の焼酎メニュー。この他にも「琉球泡盛・日本酒・ワイン/シャンパン」などをそろえている。
ドリンクメニューは「生ビールやソフトドリンク」と、「焼酎・琉球泡盛・日本酒・ワイン」などがありました。
ちなみに生ビールの銘柄は「オリオンビール」でした。
沖縄でメジャーな地ビールですね!
焼酎メニューは、
鹿児島・奄美でお馴染みの「黒白波」や、全国的に有名な「黒霧島」などがあります。
飲みかたは、「ロック・水割り・ボトル」から選べるようです。
琉球泡盛なら、
沖縄の大学生憧れの(?)「残波の白」があったり、「久米仙」などのほか、古酒として有名な「菊の露」などもありました。
大学時代は沖縄で過ごしたので、残波の白には思い入れがあります(笑)。
オーダーは「ロック・水割り・ボトル」から選べるようです。
ただ古酒はボトルのみのようです。
日本酒も、
有名な「越乃寒梅」に、「八海山」などもあります。
私は日本酒では、特に八海山が好きです(笑)。
オーダーはボトルのみのようですね。
ワイン・シャンパンですが、
居酒屋としては結構力を入れているように感じました。
赤ワインのグラスは一杯600円ですが、ボトルは銘柄別に2,600円か3,000円かに統一されているようです。
スパークリングワインやシャンパンは、ボトルのみでのオーダーのようです。
…そして、シャンパンってやっぱりどこの店でもお高いですね~( ;´Д`)。
種類が豊富で各種有名どころを抑えており、これならどなたでもお酒を楽しめると感じました。
ただ、残念ながらウィスキーがありませんでした。
私はウィスキーも好きなので、ぜひ扱いを検討してほしいものです(笑)。
琉球泡盛のメニュー。泡盛はもちろん、古酒まで揃えている!
日本酒のメニュー。有名な八海山・久保田・越乃寒梅など豊富だが、おしむらくはオーダーがボトルのみということ。ボッチじゃ頼めません(笑)。
ワイン・シャンパンメニュー。ワイン・スパークリングワインはグラスでもオーダー可能。シャンパンはボトルのみのようです。
実際にドリンクをオーダー! 居酒屋の良しあしはお通しで見極めろ!?
焼酎ロックで黒白波をオーダー! 私の持論ですが、お通し・突き出しのクオリティーで、その店のすべてが分かります!
それでは、実際にオーダーしましょう。
とりあえずドリンクからです。
「とりあえず」と言っても、ビールではありません。
私は強めのお酒をちびちび呑んで、肴をつつくのが好きです。
ですので、
日本酒や泡盛にも惹かれましたが、今回は普段から呑んでいる「黒白波」をオーダーしました。
そして話は変わりますが、
居酒屋でお酒をオーダーすると、ついてくるのが「お通し」(または、突き出し)。
このお通しに対して、一部で議論が巻き起こっています。
- 頼んでない品をだしてくるのはおかしい。
- いやいや、居酒屋でお通しが出てくるのは常識。
などなど。
そんな私は「お通しはあった方がいい」と思っています。
そもそも居酒屋で重要なのは、
- 呑みたい銘柄の酒が呑めることと
- 美味しい肴があること
です。
このなかで、最初の「呑みたい銘柄の酒が呑めること」は、ドリンクメニューをみればわかります。
しかし、「美味しい肴があるかどうか」は、結局料理を頼まなければわかりません。
お通しというのは、その店の看板であり名刺です。
その店の料理や肴を、客があらかじめ良しあしを見極めるためにあるのです。
お通しの値段は平均的に500円程度で、300円から800円以内だと思いますが、その値段で注文できる料理というのは限られます。
お通し代という少額の料金で、その店を値踏みできるのです。
こう考えたら、お通しというシステムはお得だと思うのです。
キャベツの葉っぱに塩コショウを振っただけだったり、パスタ・蕎麦などを素揚げしただけだったり、そんなものをだす居酒屋は論外です。
…え? 言いすぎだって?…(;´▽`A“)汗
だって、お酒と一緒に食べるなら、美味しい肴を食べたいじゃないですか!(笑)
…さて。
話が脱線しましたので、もとに戻しましょう( ´∀` )。
あぐん茶からの、最初の名刺。
実際に出てきたお通しは、「鶏肉と豆の炒め物」でした。
見た目は合格。
では、味はどうでしょうか?
おお、うまい!
鶏肉は柔らかく仕上げられており、ゴマ風味の味付けとよく合っています。
コリッとした鞘付きの豆の食感と、キャベツのシャキシャキした食感、ホロホロとほぐれるような鶏肉の食感が抜群です。
この店舗なら、美味しい肴が楽しめそうだと感じました!
実際に料理をオーダー! お勧めを聞いて頼んだよ!
(右)レンコ鯛、(左)姫鯛。「島魚のバター焼き」をオーダーすると、どの魚を揚げるか選べます!
お酒も来たので、店員さんにお勧め料理を聞いてみました。
それによると、「あぐん茶」ではやはり島魚料理や島野菜料理などがお勧めらしく、
島魚のお刺身と島魚のバター焼きが特にお勧めだとのことです。
なぜなら、
「その日その日で島魚を入荷しているから」らしいです。
また、島魚のバター焼きは一匹まるまる揚げるらしく、「写真のインパクトがあるのでは?」ということでした。
お刺身も大好きなんですが、今回は寄稿記事用なのでバター焼きを選びました。
…記事のインパクトって、大事ですからね(笑)。
あぐん茶お勧め! 島魚のバター焼きを食す!
インパクト抜群! 島魚のバター焼き!(写真はレンコ鯛)
オーダー後15分ほどで、島魚のバター焼きが運ばれてきました。
確かにインパクトありますね!
オーダーしたのは、よりインパクトのあるレンコ鯛(単に大きい方を選んだだけです…笑)。
三枚におろされた、身と骨が盛り付けられています。
香りはバターの芳ばしさと、ニンニクのパンチ力が合わさったもの。
嗅ぐだけで顎の奥がグッと刺激され、バッと唾液があふれてきます。
そして、味は王道。
バターとニンニクによるつよいコクと、それを引き立てる塩味。
身はほどよくフワッと揚がっており、骨はカリッカリに揚がっています。
それを一口食べて酒を呷ると、止まらなくなる感じ。
とっても美味しくて、一人でも頭以外のぜんぶを食べることができました!
島魚を一匹まるまる丁寧に揚げており、両面の身と骨せんべいが同時に楽しめる。
骨がカリッカリに揚がっているので、頭もヒレも骨もすべて食べられる。頭もちゃんとザクザクっと食べられた。ただボリュームが多くて、一人だと食べきれず、頭は半分近く残してしまった。
最後に
再掲。「あぐん茶」の連絡先などが載っている。
今回は、与論島にある居酒屋「あぐん茶」をレビューしました。
普段は自サイトの『ぺるせぽ。』で、「家電やノートパソコン、デジタルガジェットや日々の情報」を扱っています。
対して、自サイトでは今回の記事のような「飲食店のレビュー」は扱っていません。
KagoshimaniaXさんのサイトへ寄稿することで、記事作成の幅が広がりとても助かっています。
今回の記事以外にも、まだ与論島で取材した店舗がありますので、今後とも寄稿していけたらと思います。
KagoshimaniaXさん、そして読者の皆さん、今後ともよろしくお願いいたします!
あと、できれば『ぺるせぽ。』にも足を運んでくださいね!(笑)
( ´Д`)ノ~