みなさんこんにちは、カゴシマニアックス編集部です。
「ない株式会社」から2025年11月12日に発売されたこのボードゲーム。 「ムー」監修というだけで、なんだかワクワクしてしまいますが、一体どんなゲームなのでしょうか?

ムー監修のボードゲーム「都市伝説ダウト『証拠より論』」とは?
このゲームは、プレイヤーが「都市伝説テラー」となって都市伝説を語り、その中に潜む「嘘の都市伝説(ナシ伝説)」を見破り合う、ダウト系のゲームです。
基本的な遊び方
- プレイヤーには「本当にありそうな都市伝説カード」と「お題だけが書かれたナシ伝説カード」がランダムに配られます。
- 「ナシ伝説カード」を引いた人は、お題やヒントの豆知識を元に、その場で“ありもしない都市伝説”を自作し、さも本当にあるかのように語らなければなりません。
- 聞き手は、誰が嘘の都市伝説(ナシ伝説)を語っているかを見破ります。
嘘を語る側はバレないように、聞く側は鋭く疑う。 この体験を通して、情報リテラシーや「立ち止まってよく考える力(熟慮性)」を高め、陰謀論にハマらないための耐性を身につけることが狙いでした。
…そう、狙いだったんです。
商品情報
- 商品名: 都市伝説ダウト「証拠より論」
- 価格: 4,950円(税込)
- 発売日: 2025年11月12日
- プレイ人数: 4〜6名
- 監修: ムー編集部
- 販売サイト: Amazon


鹿児島大学・大薗准教授らが効果検証を実施 → まさかの“逆効果”!?
このゲーム、開発にあたって「本当に陰謀論耐性が高まるのか?」という効果検証が行われました。 そして、この調査に携わったのが、なんと鹿児島大学法文学部の大薗博記准教授なんです! (昭和女子大学の榊原良太准教授との共同研究)

2025年6月、大学生36名を対象に、ゲームを遊ぶ前と後で陰謀論に対する考え方がどう変わるかを測定しました。
そして、衝撃の調査結果が…。
- 「陰謀論耐性が高まる」という効果は、統計的に確認できませんでした。
- それどころか、逆に一部の指標では、ゲーム後に陰謀論を信じやすくなる傾向が(弱いながらも)見られたのです!
まさかの“逆効果”! 開発の狙いと真逆の結果が出てしまいました。
プレスリリースによると、これは「“実在する都市伝説”にはダウト(嘘)を宣言しない」というゲームのルール上、「(ゲーム内で語られた)都市伝説=本当なんだ」と受け取ってしまう構造に原因があるかもしれない、とのこと。
「この商品を遊ぶと陰謀論対策になる」という前提自体が、証拠を欠いた一種の“陰謀論”になってしまった…という、なんとも皮肉な結果です。
鹿児島大学・大薗准教授の「正直すぎるコメント」に注目
この衝撃的な結果を受けて、調査を行った鹿児島大学の大薗准教授は、非常に正直なコメントを寄せています。
「結果は、全くそのような効果は認められず、『学術的には、リテラシーの向上が期待できます』などとテキトーにコメントしなくてよかったなと思ってます。やっぱり『論より証拠』ですね。」
「プロモーション的にはネガティブかもしれない結果でも面白がって正直に公開する、そんな高度のリテラシーを持ったゲーム開発者の岡さんが一番印象的でした。」 (プレスリリースより引用)
研究者として、そして開発者の姿勢に対するコメント、どちらも誠実さが伝わってきます。 この「ネガティブな結果を隠さず面白がる」というスタンスこそが、一番のリテラシー教育になっている気がしますね!
鹿児島の私たちなら、こう楽しみたい!
陰謀論耐性がつくかどうかはさておき(笑)、ゲーム自体は「ムー」監修ということもあり、非常に面白そうです。
- (シーン1)忘年会や年末年始の集まりで 親戚や友人が集まる場で、このゲームを持ち出せば盛り上がること間違いなし!「え、その話ホント!?」「今の絶対嘘だ!」と、お酒を飲みながらワイワイ楽しめそうです。
- (シーン2)「論より証拠」を親子で学ぶきっかけに 鹿児島大学の先生が調査したゲーム、という切り口で、お子さんと一緒に遊んでみるのもいいかもしれません。「情報は本当かどうか、一度立ち止まって調べる(ネット検索OKのルール)のが大事だね」と、遊びながら情報リテラシーを学ぶきっかけになりそうです。
「陰謀論耐性を高める」という狙いとは裏腹に、鹿児島大学の先生が関わった調査で「逆効果かも」という衝撃の結果が判明したボードゲーム「都市伝説ダウト『証拠より論』」。
しかし、その結果を隠さずに公開する姿勢も含めて、非常にユニークで興味深い商品です。 なにより、自分で都市伝説をでっちあげて語るなんて、考えるだけで楽しそうですよね。
「証拠より論」の重要性を(いろんな意味で)体感できるこのゲーム。 気になった方は、ぜひAmazonでチェックしてみてくださいね!

