どうも、僕です◯┐
今年もやってきました
いぶすき菜の花マラソン
僕は2013年くらいから毎年走っています。
今年で7回目です。
初めて走った2013年はがっつり雨が降って寒すぎて、救急車が走りまくるという地獄のような場所でした。
前日は、スロットで20万くらい勝った友人がステーキをおごってくれたり、ワイン飲んだり、温泉入ったり、宿泊先の友人宅で麻雀打ったりと、マラソンなめちぎり放題での参加。
なんとか制限時間の9時間(当時)に走り切ることができました、それ以降はちょっと寒かろうが「2013年にくらべたらどうということはない」とバッドコンディションにも耐えられるようになりました。
毎年この時期はFacebookの過去の思い出にこの写真が出てくるので、楽しみです。
2013年はマジで寒かった。そして僕も若い&痩せてる。
それから毎年参加して完走、タイムは気にせずとりあえず完走だけを目指して走って・・・歩いています。
【2018】そろそろ股ズレも治ってきたし、いぶすき菜の花マラソンのことを話そう【死闘7時間22分】
【2017年レポ】第36回いぶすき菜の花マラソンを完走してやったハナシ
今年は5時に鹿児島市内を出ようと言っていたのですが、起きたのは5:45。
いつぞやもやってしまいましたが、完全に遅刻。
「6:30になったら帰ろうと思ってた」
という心の広い友人には感謝の言葉もありません。
なんとか駐車場に車を停めた我々。
今年は「ZOZOスーツを来てマラソンを走ったら体型に変化が現れるのか」というブログをしたためて、
バズりちぎらせて前澤社長から100万円もらってやろうと思っていたのですが、アプリの不調で計測不可。
100万円の夢は消えていきました。
大会前日はまさかのラジオ2本生出演(MBCラジオ青だよ!たくちゃん!、同ラジオRadioBurn)だったので、前日エントリーをせず。
当日バタバタとゼッケンをもらって、会いたい人もたくさんいたのですが命からがらスタート地点にたどり着くことができました。
とりあえず、やっとここで落ち着いて写メを。
真ん中:僕
左:KagoshimaniaX創立メンバーで現在は大阪ではたらく「ささき」
右:KagoshimaniaXオフィシャルキャラクターブラピさんを考えてくれた「おまんじゅう氏」
の3人でスタート地点にインしました。2人とも高校の同級生です。
そして、毎年一緒に走っている「つねさん」はすでにスタート前の人だかりに入っていました。
電話をしながら場所を確認「今手をあげて指でキツネを作っているのが僕です」と大変わかりやすいアレをしてくれました。
今年の目標は自分の完走もさることながら
「ささきの完走」
が大きな目標でした。
一緒に5回出場しているのですが、彼は1度も完走できずにいます。
僕らが毎年懲りずにマラソン走っているのは
「ささきが完走するまでやめられん」
との思いから。
今回はささきが走りきれたのかというところを中心に見ていただけると幸いです。
多分相当な量の記事になるはずなので、心してごらんください。
0キロ〜
いよいよスタート。
スタート初っ端、フリーザ様がいらっしゃいました。
序盤エリアには数年前から「踊ってみた」勢が登場します。
ランナーをバックに色々やってるYoutuberみたいな人たちが大勢います。
そこからいよいよ山の中へ・・・この坂に飲み込まれつつ
「今年も菜の花マラソンに戻ってきたな」
と、序盤の運動不足によるスネ痛に悩まされながら実感するのです。
今回はKKBさんのライブ配信勢も見かけました。
カメラのNさんは去年ちょこちょこお話していたのでご挨拶。
走っていたのは森奈々恵さんでした。
相変わらず坂なげぇよ・・・と思いながら5キロの看板が見えてきます。
5キロ〜
この辺りから、今年の完走までの戦略を検討。
ささきがめっちゃ遅いことが想定されるので、
「とりあえず止まらない、遅くてもいいから足を止めない」
作戦を採用しました。
まずは29キロ地点のリミット15:00、35キロ地点の16:00は絶対クリア。
これをかかげて走り始めました。
10キロ〜
池田をめざし下り始める場面。
ここで「ささきは早歩きができない」ことを知りました。
よって、「めっちゃ歩く」か「ちょっと頑張って駆け足」しか選択肢がないことを知るのです。
そりゃ毎年タイムリミットになるわけだ・・・
僕の脳裏に不安がよぎります。
そして、コースは池田に入っていきます。
例年真ん中くらいからちょっと後ろくらい(のはず)の集団にかこまれていたのがやっと解ける感じの場所でしたが、かなり後ろにいたので人もそこまで多くなかったです。
池パラ(池田湖パラダイス)付近で毎年恒例のいぶおや氏(@IbusukiOyako)とうしや氏(@ushiya)にお会いできました。
今年も鹿児島ユナイテッドFCをよろしくおねがいします。
池パラです。仕出し弁当がクソウマいのです。
それから菜の花咲き誇る指宿らしい道を進んでいきます。
池田湖を抜けたあたりの長い坂を乗り越えて、15キロ地点に進んでいきます。
15キロ〜
菜の花ビギナーの皆さんはこの辺から「フルマラソンってマジできついんじゃないか」と気づくところです。
残念ながらもう引き返せません。
この辺りからエイド(給水所)も充実してきます。
オフィシャルのバナナとか配っているところも助かるのですが、野良的に出没している民間のエイドもかなり見逃せません。
豆腐を配っていたりします。
茶節や焼き芋なども。
茶節が身体にしみます。
最近は後方から来るランナーのために食材を温存しているのでは?と思うところもあります。
最初から最後まで配っているであろう場所もあり、指宿のみなさんのホスピタリティの高さに感動します。
毎年いるふなっしーさん。
くまもんがZOZOスーツを着て「ZOZOえもん」と書いていたりして「色々大丈夫かな?」と心配になったりします。
ここで枚聞神社付近。
12時くらいまでには通過したいポイントだったので、概ねペースは問題なし。
ささきも大丈夫そうです。
こちらは毎年工夫をこらして色々出しているエイド。
めっちゃデカいお家ですげぇなと思うところです。
今年はブロッコリー出してました。
鶏を焼いていて食べたかったのですが、焼いている途中で口にすることはできませんでした。
毎年いるバンドのみなさん。
モンパチとかを歌っています。
マラソンもいよいよ20キロを過ぎて後半戦に入っていきます。
20キロ〜
この付近でいよいよ中間地点を迎えます。
この辺で毎年豚汁を配っているエイドがあり、かなりの数が配布されている模様ですが、「ここで豚汁を手にできないとタイムアップになる可能性が高い」という説もある重要な場所。
トイレがかなり並ぶポイントなので、ここで用を足すのは少々危険です。
豚汁がウマいです。
中間点。ちょっと上りなのでキツいところです。
毎年地鶏を焼いて人気のエイド。
タイミングが良ければ口にしますが、待ち時間があるとスルーするため1回くらいしか食べたことないです。
「エイドに立ち寄るか、あれを食ってみるか否か」という判断が必要になるケースが菜の花マラソンでは多いです。
そういうときは「すぐ食べられるもの」だけチョイスするべきです。
足を止めてしばらくたつと、体が冷えて再び走り出すのがかなりきつくなります。
そうこうしている間に25キロ。
最初の関門29キロ地点があるポイントを迎えます。
25キロ〜
25キロ地点には菜の花マラソンでも屈指の名エイド「常盤建設」があります。
クレーンに吊るされた黄色いハンカチが目印。
ここでまたKKBのNさんと平手アナウンサーに出会いました。
カメラを向けると何も言わず笑顔をみせてくれました。
そして、毎月MBCテレビかごしま4でおなじみのパイナップルつばささんもいらっしゃいました。
常盤建設エイドではマッサージやらたくさんのフードやらあるのですが、ここで同級生に会いました。
「やっくん」です。
某鹿児島の有名企業に勤めている彼は、地域のボランティアとしてシャツを真っ黒にしながらカツオの腹皮を焼いていました。
学生時代は「魚臭くなるし、やんない」くらいのことは言う男でしたが、こんなに一生懸命やってるとは・・・大人になったものです。
「おもてなしが素晴らしい」と言われる菜の花マラソン、その一端を担っている彼を見て胸をアツくしました。
そして、こちらが菜の花マラソンエイドグルメの中で屈指のウマさを誇る「カツオの腹皮」です。
素手で食べねばなのでしばらく魚臭くなるというリスクもありますが、必ず一度は食べておいてほしい逸品。
やっくんは南日本新聞にもデビューしました。
参照元:南日本新聞Web版(声援、振る舞い…川内選手も絶賛 もてなし日本一今年も 指宿・菜の花マラソン)
ここを過ぎたあたりの下り坂に菜の花マラソン界隈では超有名なおばちゃんがいます。
太鼓をたたきながら「歩くなー!走れこるぁあああああ!」と叫び散らすおばちゃんです。
我々は「例のおばちゃん」と呼んでいます。
ここでひとつ気合を入れてもらおうと思っていると
「がんばってね!がんばってくださいね!」
やけにおとなしいマイルドな応援。
ここでささきが奮い立ちます。
「僕を罵ってください」
すると、いつものおばちゃんに戻りました。
多分、これまでかなりの応援をしていたので疲れていたのかもしれません。
本当にいつもありがとうございます。
そして、いよいよマラソンもキツい場所「山川」に入ってきます。
まずはふきっさらしのストレート。
ここで「なんで僕たちは毎年お金を払ってこんなことをしてるんだろう」と後悔の念にさいなまれます。
それでも、右側に見える風光明媚な景色を見ながら歩みを進めていかねばなりません。
ついにやってきた39キロ地点。
ここで15:00を迎えてしまうと、強制的にリタイアとなります。
まだ14:10。全然問題なしです。
ささきはこのタイムで29キロ地点を通過するのは初めて。
「これは行けるかもしれない」
彼に「今年はいけるぞ!」と葉っぱをかけて、ゴールの指宿市陸上競技場を目指します。
ささきはゴールできるのか!? 後編へ続く!